カバン（目黒/道枝）5 ページ12
俺が言えんままおると目黒くんが言う
「んー言えない？仕方ないなぁ…お尻にきいてみよっか」
「え？」
俺がそう言った瞬間嵐のような厳しい平手がお尻のあらゆる位置に連続して素早く降って来る
バチィィィィィン！バチィィィィィィン！バチィィィィィィン！バチィィィィィィン！バチィィィィィィン！バチィィィィィン！バチィィィィィィン！バチィィィィィィン！バチィィィィィィン！バチィィィィィィン！バチィィィィィン！バチィィィィィン！バチィィィィィィン！バチィィィィィィン！バチィィィィィィン！バチィィィィィィン！
「っっっっっ！！！いぃぃぃぃっ！！いやっ！いやあああああっ！やめ、やめてくださいぃっ！いぃっだああああああっ！！！」
「ほら、なんでそんなことしたか早く言わないと止めてあげないよ？」
目黒くんの鬼っ！！！
痛いぃぃぃっ！！
ほんま痛くてどんどん目に涙が浮かんでくる
バチィィィィィン！バチィィィィィィン！バチィィィィィィン！バチィィィィィィン！バチィィィィィィン！バチィィィィィン！バチィィィィィィン！バチィィィィィィン！バチィィィィィィン！バチィィィィィィン！バチィィィィィン！バチィィィィィィン！バチィィィィィィン！
「ああああああっ！ごめんなさいっ！言う！言いますからあああっ！えっと！いぃっだああああああっ！！！あのっ！いやあああああっ！」
「俺がっ！し、叱られるかもと、ひぃぃぃっ！お、思ってぇ！いっだああああっ！道具、いやああああっ！つ、使われたくなくてぇっ！うぅ…うわあああああっ！ふ、ふぇ…か、隠しましたああぁぁっ！う、うぅ…いっだああああああっ！」
痛い痛い痛い痛い痛い痛いっ！
ほんま痛い！！！
「なるほどね…叱られるのは自分が悪いからでしょ？嫌だからって道具隠していいの？」
「っく、ふぇ、だめ…です…けど使われんの怖かったから…」
「はは、わかるけどね。経験あるやつは痛み知ってて嫌だし、経験ないやつは痛みが予想できなくて嫌なんだよね？」
「…はい」
ほんまに痛み知ってるやつも知らんやつも嫌やって！
だって絶対痛いってことだけはわかるもん！
「使われるの嫌だからって道具隠すような子にはその道具でお仕置きしてあげるね？気になってたんだもんね？」
「え！？い、いやです…」
「ダメだよ。気になってかたらダメって言われてるのに勝手に触って自分が叱られるときに使われたくなくて隠したんだもんね？」
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作者名：すずな | 作成日時：2023年12月11日 11時
