魔法少女ワンダーガールズ！ (ページ8)

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桃色の仲間[3] ページ8

Aside

えむ「なんて言えばいいの？」

『えっとね…[メイクアップ・ショータイム]だよ！』

えむ「よーし！いっくよ〜、せーのっ」

えむ・A『「メイクアップ・ショータイム！！」』

そう言ってまたステッキを手に取り、ジャンプで空を飛んで怪物のいる街へ向かう。

えむ「あれ？お洋服は変わらないの？」

『なんか…そうみたい』

なんか、仲間がいるって心強い！！

『永遠(とわ)に続く幸せ！ワンダーイエロー！』

えむ「満開に咲く笑顔！ワンダーピンク！」

怪物の前で名乗る。

ワンダーピンク…！ほんとに魔法少女みたい…！

そんなことを思っていると

ピンク「イエロー危ない！！」

『ひえっ…』

怪物が私のすぐ隣を攻撃してくる。

『ピンクありがとう！！』

ピンク「えへへー、どういたしまして！」

『一気にきめてくよ！』

そう言ってわたしはステッキで怪物の足元をすくう。

ﾄﾞｼｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰﾝ!!

怪物が大きな音をたててすっ転ぶ。

『今だよ！！！』

そう言ってピンクに目線を送る。

ピンク「ハピネス・ワンダフル！！！！」

ステッキからシャボン玉が飛び出す。

そして怪物を包み込み、ふわっと爆発した。

「ﾒﾃﾞﾀｼ､ﾒﾃﾞﾀｼ…」

怪物は光の粒になり、街とコンパクトは元通りになった。

『お、終わったーーー！』

えむ「なんか、すっごくわんだほいだったね！Aちゃん！」

『うん、わんだほい！』

そこに、昨日と同じようにホログラムミクが出てくる。

ミク「お疲れ様、A、えむ。」

えむ「あ！ミクちゃん！

ねえねえ、変身する時のお洋服って変わらないの？」

ミク「あ、そうそう。お洋服は自分で好きなのをここにもってきてほしいんだ。
同じ服で戦えばそれだけ服にも魔力が溜まって戦いやすくなるみたいなんだ。」

えむ「ほへー、そうなんだ〜」

なんか、えむちゃんは納得してる？

わたしは自分で戦闘服決める魔法少女なんて初めて聞いたよ……

ミク「A、えむ。それじゃあよろしくね。待ってるね」

あ！ミクまた消えた！