魔法少女ワンダーガールズ！ (ページ20)

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放課後パフェ[2] ページ20

司「むっ、待ってたぞ！！！！」

『え？』

類「カフェでミーティングなんて、久しぶりだねぇ」

『え？』

なんで天馬さんと神代さんがいるの？
ミーティング？なんの事？

えむちゃん寧々ちゃん私で行くんじゃなかったの？！

あ、えむちゃんは＜みんなで＞って言ってたっけ…

寧々「えむ、A…行こ」

そんな私を横目に、寧々ちゃんはさっさとカフェへ向かってしまう。

『えむちゃんえむちゃん、ミーティングって何するの？』

えむ「えっとね、今度隣町でショーをやることになったからそのことを話すんだよ〜」

『なるほど…』

新参者であるただの衣装係が同行してもいいのだろうか。

でもまあ、本人達は気にしてないみたいだし。
気にしたら負けなんだ。きっと。

店員「5名様ですね。ご案内致します」

店内は真新しく、たくさんの人で賑わっていた。

私、寧々ちゃん、神代さん
向かい側にえむちゃん、天馬さんの順に座る。

そういえば寧々ちゃんと神代さんって幼なじみなんだっけ。

司「Aは何にするんだ？」

『わっ、えと、このいちごチョコスペシャルにしようかな』

びっくりした。天馬さん一人一人にメニュー訊いていっているのか。

気配り上手で頼れるお母さ…座長って感じだな。
この前寧々ちゃんに言ったらすごい顔されたけど。

えむ「Aちゃん、司くんってお母さんみたいじゃない？」

『えむちゃんもそう思う？』

司「むっ、誰がお母さんだ！！」

類「僕は司くんにピッタリだと思うけどねぇ」

寧々「まあ…合ってないことはないんじゃない？」

司「えむや類はともかく、寧々やAまでそう言うとはっ…」

あ、なんか私輪に入れてるかも。

そんなことを思いつつ談笑していると、頼んだパフェがやってきた。