魔法少女ワンダーガールズ！ (ページ15)

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緑色の仲間[2] ページ15

『へ？！』

たい焼きが、消えたのだ。

誰かに取られたんじゃない。
ふわっと、霧のように消えてしまった。

「わっ」
｢なんだなんだ？｣
「ママー、たい焼きが」
「どうして無くなったんだ？」

えむ｢あれー？！お店のたい焼き、全部なくなっちゃってる！｣

寧々「嘘、どうなってるの？！｣

店内がざわざわと騒がしくなる。

｢あれ、俺らどうしてここにいるんだっけ｣
｢たい、焼き…？ってなんだっけ…｣

え？たい焼きの存在も、忘れてる________？

そう思った時、

ﾄﾞｼｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰﾝ!!

店の外から大きな音が。

まさかと思い、店の外を見る。

『でっ……………か！』

首を90度にして上を向かないと頭が見えないくらい、おっきな怪物。

こんなの今まで見たことない戦ったことがないよ…

えむ「Aちゃん…！」

『うん、えむちゃん…これが多分、ミクが言ってた奴だよ。』

えむちゃんと目線が合う。

どんなに相手がデカくても、怖くても、答えは一つ。

『「メイクアップ・ショータイム！！！！」』