魔法少女ワンダーガールズ！ (ページ14)

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緑色の仲間[1] ページ14

頑張る、とは言ったものの…

さすがに毎日戦うのは体力的にキツい。

こないだも寝不足で授業寝ちゃったしなぁ…ふわぁ。あくびが止まらない。

ミクが言っていたような大きな戦いでは無いのがせめてもの救いなのかもしれない。

ところで、一緒に戦っているえむちゃん。
えむちゃんはアクロバットとかすごく得意で疲れは全く見えない。

むしろ思い切り体を動かせてピンピンしてるみたい。
ひゃー、すご。

｢お次はシブヤ、シブヤ________…」

あ、次だ。

そう、わたしは今日えむちゃん寧々ちゃんと一緒に遊ぶのだ。

前々から楽しみにしてたから、さっきまで悶々と考え込んでた疲れも全て吹っ飛ばす。というか吹っ飛ぶ。

電車を降り、待ち合わせ場所まで歩く。

えむ｢おーーーいっ！Aちゃーーーーーん！！｣

聞き覚えのある声。

『えむちゃん！寧々ちゃん！おはよ！』

駆け足で2人の元へ行く。

えむ｢おはよー！｣

寧々「お、おはよう」

えむ「ねえ！どこ行くどこ行く？？あ！！あたしおすすめのたい焼き屋さんがあるんだ〜♪♪｣

寧々「あ、えむ待って！」

『あ！！2人とも待ってよー！！』

えむちゃんはすぐに走って行き、寧々ちゃんはそれを追いかけて走っていってしまう。
わたしはそれを後ろから追いかけます。ヒィヒィ…

えむ「ここ！」

連れてきてもらったところは老舗のたい焼きやさん。

へえ、たい焼きって色んな味があるんだ…
あ、お好み焼き味？！美味しそ…

そう思い、お好み焼き味のたい焼きに手を伸ばした時________