魔法少女ワンダーガールズ！ (ページ12)

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手作り衣装と新しい友達[4] ページ12

えむ「いいかな？Aちゃん？」

『あ、わたしでいいなら…』

どうやら、えむちゃん達[ワンダーランズ×ショウタイム]の衣装を担当してくれていた子が多忙になってしまい、代わりに受け持ってくれる人を探していたみたい。

服作るの好きだし、楽しそうだから一応OKしてみたけど、この4人の中にいきなりぽっと出のわたしが入っちゃって大丈夫かな…

ちら、とえむちゃんの方を見ると
「わんだほーい！」と言いながら3人と笑顔でハイタッチしていた。

歓迎されてるなら、いっか！

その晩。

ねね勝手に追加して、ごめん。
ねね神高で会った、草薙寧々です。

草薙さんからメッセージが届いた。

A草薙さんこんばんは!
A今日はありがとう!
ねねこちらこそ、ありがとう
A良ければ、寧々ちゃんって呼んでもいいかな?
ねねうん、いいけど

その後、寧々ちゃんといくつかやり取りをした。
今度えむちゃんも誘って3人でお出かけすることになったの、すごく楽しみ！

さて。わたしにはまだやることが残ってるんだ。
UNTITLEDを再生し、セカイへ衣装を持って行く。

ミク「あ、やっと来た。えむはとっくに持ってきてるよ」

『ごめん。わたしも衣装、ちゃんと持ってきたから』

そう言って自分の衣装を手渡す。

ミク「うん、いい感じ。…ところで、何か新しい出会いでもあった？」

『え？なんで？』

ミク「なんとなく。少しだけ想いの煌めきを感じたから、かな。
きっとそのうちいい事が起こるはずだよ」

そう言ってミクはふふっと微笑み、衣装を持って向こうへ行ってしまった。

やっぱり何考えてるかわからないなぁ。

私も帰ろ、とUNTITLEDを止めようとしたその時。

？？？？「「ま、まって〜〜〜！！」」

背後からどこかで聞き覚えのある声がふたつ、重なって聞こえた。