烏野高校裏生徒会活動日記【一冊目】

志苑の日常〜。 ページ19

ｼｵﾝ「あぁ〜 学校メンドい…… 早く休みになれ〜。」


学校の帰り道、主に山口兄妹(？)と月島姉弟の四人で歩いている。
暗い中、私の懐中電灯の光が足元を照らす。(最近、持ち歩いてるw)

ｹｲ「そんなこと言ったって 日にちは動かないデショ。」

ﾀﾀﾞｼ「そーだね、ツッキー！」

忠兄ｨはいつも、『ツッキー！』ばかり言って……
これは蛍君にウザがられたりしても不思議じゃないな〜。

ｼｵﾝ「いーじゃん。ちょっとの愚痴ぐらい聞いてよ。」

ﾕｳ「まったく、裏生徒会委員が愚痴とは。世も末だね。」

一人、三年生の裕さんが呆れた様に言うと、









ﾀﾀﾞｼ／ｹｲ 「「え？」」

しばしの沈黙があり、二人が息ぴったりに聞き返す。


ﾀﾀﾞｼ「ねぇ、志苑、裏生徒会委員ってどういうこと？」


忠兄ｨが驚いたのか、聞いてきた。

ｹｲ「まさか、噂の『風紀委員 クロア』ってやつ？」

ﾀﾀﾞｼ「物知りだね、ツッキー！」

ﾕｳ／ｹｲ「「山口、うるさい」」

おぉ、月島姉弟のダブルパンチwww

ﾀﾀﾞｼ「あ… すみません。」


ｼｵﾝ「ってか、そうだけど…？ あれ、二人に話してなかったっけ？」

話を元に戻そう。

ﾀﾀﾞｼ「初耳。」

うん。忠兄ｨには言ってないもん。

ﾕｳ「蛍には話した気がするんだけどな……？」

ｹｲ「いや、聞いてないし。」

ﾕｳ「あれ、そーだっけ？」

ｼｵﾝ「じゃあ、メウって言ったり… したんですか？」

裕さんのことですから、ニックネームだけ言ってたりして…

ｹｲ「多分ソレ。」

ﾀﾀﾞｼ「メウって志苑の前の名前でしょ？」

ﾕｳ「それがニックネーム的な物なのよ。」





ﾀﾀﾞｼ「…にしても、驚いたよ。志苑が噂の風紀委員だったなんて。
　 昔は年下の女子にも負けてたのに。強くなったね。」

ｼｵﾝ「昔でも口喧嘩で忠兄ｨに負けたことは無いと思うよ。」

ｹｲ「志苑って口は達者なのに、力無いからね。」

よけーなお世話だよ、蛍君。

ﾕｳ「でも、活躍してもらったよ。前なんか、
　 タバコ 吸ってた子を取っ捕まえたんだから。」

ｼｵﾝ「そんなことないですよ。蛍からよく裕さんの話を聞きます。
　 すごく元気で、軽音部の演奏もとっても上手だって。」

ﾕｳ「無理に褒めなくていいよ。」






そんなこんなで、ある日の四人の一日が終わろうとしていた。









グダグダでごめんなさい。しかも、次の日までかかってしまった……
本当にすみません。

山口 志苑 (井上 蒔愛)

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