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ー数原sideー
Aの部屋に来る途中、鷲尾さんに会った。
伶菜「あっ！数原くん！！」
数原「あ、こんにちわ。」
なんだか嬉しそうな鷲尾さん。
伶菜「久しぶりだね！Aちゃんのところ行くの？」
数原「うん。そのつもり。鷲尾さんは帰り？」
伶菜「今からお仕事。あのね！今日Aちゃんが自分から相談してくれたの！私に！！嬉しかったー！」
なるほど。
それでこのテンションなのか。納得。
幸せオーラが溢れている。
数原「へぇー。なんの相談だったの？」
伶菜「秘密！笑」
数原「はいはい。笑 そらそうですね。笑」
Aが誰かに、鷲尾さんに相談できたのは、Aなりの大きな一歩なんだろう。
この間のケンカのときは、自分が相談相手だっただけに、少し寂しい気持ちもある。
伶菜「ねぇ、数原くん。本当にこのままでいいの？」
数原「ん？なにが？」
突然、そんなことを聞かれても、なんのことかさっぱりわからない。
涼太のことだろうか。
伶菜「だってー…数原くんのは友情じゃないでしょ。」
さっきまでの表情とは変わって、真剣なかおつきになる鷲尾さん。
“友情じゃないでしょ”
重くのしかかる言葉。
数原「あいつが友情だって感じてるんだから、それでいい。それが俺の役目だから。」
でも、と言葉を続けようとする鷲尾さんに別れを告げてAの部屋への足を進める。
俺は最後に鷲尾さんが呟いた言葉を聞こえないふりをした。
伶菜「それも、十分愛を感じるよ。」
友情が愛情だとわかったら、あいつが苦しむと思うから。
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kanna(プロフ) - 美於さん» ありがとうございます！ (2016年9月13日 21時) (
レス) id: 97b1d39c7b (このIDを非表示/違反報告)
美於(プロフ) - kannaさん» 頑張ってください！！ (2016年3月11日 17時) (レス) id: cb3f3a70f0 (このIDを非表示/違反報告)
kanna(プロフ) - manareo0113さん» ありがとうございます！すごく亀更新にはなってしまいますが、完結までは頑張りますので！ (2016年2月19日 0時) (レス) id: 332092df94 (このIDを非表示/違反報告)
kanna(プロフ) - 美於さん» ありがとうございます。お返事遅くなってごめんなさい！がんばります！ (2016年2月19日 0時) (レス) id: 332092df94 (このIDを非表示/違反報告)
manareo0113 - kannaさんのペースでこれからのお話投稿していってください!!楽しみにまってます★ (2016年1月11日 1時) (レス) id: e54fdd60ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kanna | 作成日時：2015年7月12日 14時
