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伶菜は静かに頷きながら話を聞いてくれる。
「私、人から好かれるようなタイプじゃないから、片寄にしろ、今市にしろ…本当に何で私なんだろうって。」
思ったことをすぐ言葉にして、嫌な思いだってたくさんさせてきたはずだ。
そしたら人は離れていく。
当たり前のことだ。
「篤志さんに、人を好きになるのは自由だって言われた。好きになったその人に向けて言葉を紡ぐんだろうって。
ー…でも私、わからなくて。」
伶菜「なにがわからないの？」
「この前ね、敬浩さんには『俺らのために詩を書かなくていい』『もう光のある場所に出て欲しい』って言われたの。人を好きになって、誰かのために詩を書くことになったらー…私、ここにいられなくなるのかな？」
必要なくなるのかな？
伶菜「そんな私が嫌だよ！！」
「自由になっていいって…私にとっての自由って何？もう十分、自由に好きな物書いてるのに。」
私がそう言うと、唸りながら考える伶菜。
悩ませてしまって申し訳なくなる。
伶菜「敬浩さんが言いたかったのってさ、そう言う意味じゃないんじゃない？」
「え？」
伶菜「ここで隠れて書いていたら、私たちとしか一緒に仕事できないけど、もっとたくさんアーティストはいてさ、Aちゃんなら違った舞台でも活躍できるから…って話じゃないかな。」
「ー…自分の存在を明らかにして、活動の場を広げろってこと？」
伶菜「うん。あくまで私の予想だけどね。」
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kanna(プロフ) - 美於さん» ありがとうございます！ (2016年9月13日 21時) (
レス) id: 97b1d39c7b (このIDを非表示/違反報告)
美於(プロフ) - kannaさん» 頑張ってください！！ (2016年3月11日 17時) (レス) id: cb3f3a70f0 (このIDを非表示/違反報告)
kanna(プロフ) - manareo0113さん» ありがとうございます！すごく亀更新にはなってしまいますが、完結までは頑張りますので！ (2016年2月19日 0時) (レス) id: 332092df94 (このIDを非表示/違反報告)
kanna(プロフ) - 美於さん» ありがとうございます。お返事遅くなってごめんなさい！がんばります！ (2016年2月19日 0時) (レス) id: 332092df94 (このIDを非表示/違反報告)
manareo0113 - kannaさんのペースでこれからのお話投稿していってください!!楽しみにまってます★ (2016年1月11日 1時) (レス) id: e54fdd60ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kanna | 作成日時：2015年7月12日 14時
