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あの日、私がいることで、確実に大切な人たちの迷惑になるとわかって怖くなった。
私の存在が公になったら、
みんなが責められる。
やっぱり私は、影でいるべきだった。
あの日、泣きながら自分を責める私の側には、敬浩さんと篤志さんがいた。
篤志「ー…A。俺、謝らなきゃいけない。Aのその才能を閉じ込めたくて、あの部屋も住む部屋も何不自由なく暮らして、仕事ができるようにした。」
「そんなの篤志さんが謝ることない。」
篤志「Aはそれを少しずつ窮屈に感じていたはずだよ。気づかないふりをして。
求められた詩を書いて、自由を奪われて。
出会った頃のように、詩を書く楽しさが薄れていったよね。
ー…ごめんね。」
片寄がこの前、詩を書きたくてワクワクするって言っていた。
私も前はそうだった。
BARでお客さんたちに、自作の詩を披露して、共感してくれたり、涙してくれたり、それがすごく嬉しかった。
次は何書こうってワクワクした。
不自由ないこの部屋は、
詩を作るには申し分ない。
でもーーー…
「私、篤志さんの誕生日パーティーで気づいた。私の言葉を伝える場面に立ち会いたいんだって。それは、今のままだと出来ないんだよね。私が望んだことだから、自業自得なんだけどー…。」
影でいることを決めたのに
少しだけ光の方に足を踏み入れたから、
きっとバチが当たったんだ。
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kanna(プロフ) - 美於さん» ありがとうございます！ (2016年9月13日 21時) (
レス) id: 97b1d39c7b (このIDを非表示/違反報告)
美於(プロフ) - kannaさん» 頑張ってください！！ (2016年3月11日 17時) (レス) id: cb3f3a70f0 (このIDを非表示/違反報告)
kanna(プロフ) - manareo0113さん» ありがとうございます！すごく亀更新にはなってしまいますが、完結までは頑張りますので！ (2016年2月19日 0時) (レス) id: 332092df94 (このIDを非表示/違反報告)
kanna(プロフ) - 美於さん» ありがとうございます。お返事遅くなってごめんなさい！がんばります！ (2016年2月19日 0時) (レス) id: 332092df94 (このIDを非表示/違反報告)
manareo0113 - kannaさんのペースでこれからのお話投稿していってください!!楽しみにまってます★ (2016年1月11日 1時) (レス) id: e54fdd60ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kanna | 作成日時：2015年7月12日 14時
