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ー今市sideー
Aからの突然のありがとうに驚いてしまう。
今市「ー…え！？どうしたの。笑」
「嬉しかった。昨日何も言わないで一緒に付き合ってくれたことも、さっきの言葉も本当に嬉しかった。」
そう淡々と話すA。
Aの部屋は上の階らしく、上の階へ行くエレベーターが到着した。
何も言えない俺をよそにAはエレベーターに乗り込む。
「またね。今市。笑」
笑顔で手を振るAを見た瞬間、Aの手を引きエレベーターホールに引き戻す。
そして、引き戻した身体を抱きしめていた。
「い、今市！？」
離れようとする身体をさらに強く抱きしめる。
今市「俺、そんなかっこいい奴じゃないよ。」
「は？」
今市「本当はAが泣いている理由めちゃくちゃ知りたいし、焼き鳥だって俺がお前と行きたかっただけだし。」
「…でも、結果それで私は助かったし。」
今市「それにー…敬浩さんと何があったのか気になって仕方ない。ー…なんでかわかる？」
困って無言のA。
困らせることはわかってる。
秘密にすると約束していた。
それでも、ふいに見せる笑顔を自分だけのものにしたくなってしまう。
Aの書く言葉が、紡ぐ言葉が自分に向いて欲しいと思ってしまう。
俺が喋る度に、Aの身体に力が入るのがわかって、愛しく思ってしまう。
今市「Aが好きだから、かっこつけてるだけだよ。」
いい人ぶって、嫌われることに怯える
ずるい俺。
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kanna(プロフ) - 美於さん» ありがとうございます！ (2016年9月13日 21時) (
レス) id: 97b1d39c7b (このIDを非表示/違反報告)
美於(プロフ) - kannaさん» 頑張ってください！！ (2016年3月11日 17時) (レス) id: cb3f3a70f0 (このIDを非表示/違反報告)
kanna(プロフ) - manareo0113さん» ありがとうございます！すごく亀更新にはなってしまいますが、完結までは頑張りますので！ (2016年2月19日 0時) (レス) id: 332092df94 (このIDを非表示/違反報告)
kanna(プロフ) - 美於さん» ありがとうございます。お返事遅くなってごめんなさい！がんばります！ (2016年2月19日 0時) (レス) id: 332092df94 (このIDを非表示/違反報告)
manareo0113 - kannaさんのペースでこれからのお話投稿していってください!!楽しみにまってます★ (2016年1月11日 1時) (レス) id: e54fdd60ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kanna | 作成日時：2015年7月12日 14時
