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ー数原sideー
翌日、事務所に戻って涼太と真っ先にAの部屋に向かった。
予感は的中。
Aの部屋は、ただの資料室になっていた。
まるで最初からAなんていなかったかのように。
Aがいつも座っているデスクも、弾いていたピアノも、鷲尾さんのお気に入りのソファーもなくなっていた。
うろたえるかと思っていた涼太は冷静で、それも俺を驚かせた。
片寄「ー…Aさん、いなくなっちゃったんだ。」
数原「涼太知ってたの？」
片寄「え？知らなかったよ。苦笑 でも、昨日の夜Aさんから電話来たんだよね。それで、なんかどっか行くような口調だったから。あ、もちろん俺は隆二さんとの事件も知ってるからね。笑 龍友くん昨日から俺に気を使ってくれてたみたいだけど。笑」
数原「は？え？なに、どういうこと？」
笑ってごまかして、部屋から出て行った涼太。
あんなにA、A言っていた涼太がどうしたんだろうか。
しかも電話？何の？
隆二さんとのことも知ってた？
わからない。
昨日の夜、Aは何を涼太に話したのだろうか。そして、どうして涼太はAが消えるって予感したのだろうか。
消えたAはどこに行ったのか。
俺は何も聞いてない。
それが今わかるすべて。
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kanna(プロフ) - 美於さん» ありがとうございます！ (2016年9月13日 21時) (
レス) id: 97b1d39c7b (このIDを非表示/違反報告)
美於(プロフ) - kannaさん» 頑張ってください！！ (2016年3月11日 17時) (レス) id: cb3f3a70f0 (このIDを非表示/違反報告)
kanna(プロフ) - manareo0113さん» ありがとうございます！すごく亀更新にはなってしまいますが、完結までは頑張りますので！ (2016年2月19日 0時) (レス) id: 332092df94 (このIDを非表示/違反報告)
kanna(プロフ) - 美於さん» ありがとうございます。お返事遅くなってごめんなさい！がんばります！ (2016年2月19日 0時) (レス) id: 332092df94 (このIDを非表示/違反報告)
manareo0113 - kannaさんのペースでこれからのお話投稿していってください!!楽しみにまってます★ (2016年1月11日 1時) (レス) id: e54fdd60ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kanna | 作成日時：2015年7月12日 14時
