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さてと。
お迎えに行きますか。
あいつが落ち込んだりしたときに行く場所は決まっている。
実の兄の裕太くんより、俺はAに詳しい自信がある。
丘の上。
小さな公園。
ほとんど誰もこない、静かな公園。
彼女は大抵ここで歌っている。
龍友「A。帰るでー。」
びくっとして歌うのをやめたAが振り返った。
泣きまくっていたのか、顔がぐちゃぐちゃ。
「ギター教えてよ。私がギターする。そしたら龍友が歌えるでしょ。」
龍友「はあ!?アホか。」
「私が歌っていると龍友歌わないもん。」
龍友「そりゃ、俺ギターでお前はボーカルやからな。何度も言うけど。」
「私、龍友の歌好きだもん。私なんかよりずーっと上手いもん。」
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kanna(プロフ) - にこさん» わたしなんてくそやろうですよ。はい。 (2017年8月4日 23時) (レス) id: 97b1d39c7b (このIDを非表示/違反報告)
kanna(プロフ) - 橋本さん» 早速読んでいただけてうれしいですー( ; ; )更新頑張ります。 (2017年8月4日 23時) (レス) id: 97b1d39c7b (このIDを非表示/違反報告)
橋本(プロフ) - 更新ありがとうございます( ; ; )噛締めつつ読みまくりました!! (2017年8月4日 22時) (レス) id: 434dd74df3 (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - 更新待ってます!表現力すごいですね!頑張ってください! (2017年2月1日 23時) (レス) id: 0755140185 (このIDを非表示/違反報告)
kanna(プロフ) - のいさん» うわあ。嬉しいです(;_;)全然更新してなくてごめんなさい!龍友!わたしのイメージの龍友を褒めていただけて幸いです! (2017年2月1日 1時) (レス) id: 97b1d39c7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kanna | 作成日時:2016年10月19日 15時