いつか晴れ渡る空の下で

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「ー…私、こことここ逆がいいなー。バラードからMC。最後にバーンっとこの曲。これの方がevergreenらしくない？」



お兄ちゃんがそうかなー…と首を傾げている。


いまいち納得してなさそう。


私は大きく息を吸い込んだ。




「〜♩」



evergreenの曲なら何万回って再生してきた。

誰よりも聴いてきた自信がある。



私は歌ってみて、伝えようとした。



そのときに、3人の顔つきが変わったことに気づくことはなく、ただ夢中で大好きな歌を伝えようとした。



裕太「ー…お前…。」




「ね！？良くない？いい感じじゃない？」


呆然と私を見つめるお兄ちゃんは急にハッと何かを思い出したように振り返って龍友の方を向いた。



メンディー「A歌うまいじゃん！びっくりしたー。鳥肌立っちゃったよ！」



なぜか歌を大絶賛してくれるメンディーくん。



「ー…あ、ありがとう。笑」



歌を歌って褒められるなんて、照れくさい。笑








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