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Aside
『……なんのつもりですか、話してください』
tn「いやや」
『風邪、うつりますよ』
tn「かまへんよ」
『明日休んだら明後日の書類増えますよ』
tn「ええよ」
何言っても話そうとしない彼
tn「……ホンマにごめん。」
『だから、私はあなた達に怒ってなんていないと…』
tn「迷子だったのに気付いてあげられなくて、ごめんなぁ…」
は…？
tn「さっき話してる時、悲しそうだった。暗くて、怖そうだった。」
『そんなことないです』
tn「そんなことある。
俺らは、君のことなんも知らへん
でも拒絶した」
『…』
tn「一人で頑張ってきて、実力をつけてきたのに、それを褒めるどころか貶した。」
彼の声は震えていて
感じる彼の心拍が私の何かが壊れた
『私は…人が信じれない』
tn「…！？」
『どれだけ頑張っても誰も認めてくれなくて、昔から信じてた人にも裏切られて。』
もう信じたくない、
そう零せば優しく頭を撫でてくれる彼
tn「…君の過去がどんなんかは知らんし、聞くつもりもない。
だから無理に人を信じろとかそんなんは言わへんよ。
ま、信じてくれたら俺らは嬉しいけどな」
『私は…頑張ってますか…？』
tn「おん、頑張ってるで」
やっぱり、この人もなんだ
『……みんなそう言う』
tn「え？」
『試すような真似をしてごめんなさい』
tn「？」
本当に寄り添ってくれる人なんていなかったんだ
何度も私のことをこうやって慰めてきた人がいた
でも、みんな言うんだ「頑張ってるよ」って
でもね、知ってるよ
みんな私なんて見てないもの
頑張ってるかどうかなんて知らないはずでしょ？
所詮偽善なんだ
我ながら最低だな、とは思ってる
ただ、今回は…結構感謝してる
『おかゆ、ありがとうございました
もう体調は大丈夫なんで帰ってくれませんか』
もう力が入っていない彼の腕から脱出し冷たく言い放つ
『自分が最低なのは重々承知してます。でも、これしか自分を守れないんです』
…それがたとえ相手を傷つけることであろうと
その先は覚えていない
気付けばあたりは真っ暗になっていて
また、自分が最低に近づいた
その実感が湧いて
一人、静かに泣いた
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みーや(プロフ) - いぬみやさん» 泣いてくれたんだ……ありがとうございます！！優しい心を大切にしてくださいね！！ (2020年6月7日 21時) (
レス) id: 23801471bd (このIDを非表示/違反報告)
いぬみや(プロフ) - もうすごい泣いた。久しぶりだよこんなに泣いたの (2020年6月7日 21時) (レス) id: 3bfc13df40 (このIDを非表示/違反報告)
みーや(プロフ) - 缶コーヒーさん» わぉ、、、訂正コメありがとうございます！全然気付かなかった、、、直してきます！ (2020年6月7日 9時) (レス) id: 23801471bd (このIDを非表示/違反報告)
缶コーヒー - 少し訂正願います。ページ23の三行目のお風呂のとこ，風呂も食べずになっております。ちゃんとは「風呂にも入らず」だと思います。長文失礼しました！これからも応援しております！ (2020年6月7日 8時) (レス) id: b386527986 (このIDを非表示/違反報告)
みーや(プロフ) - #omm_おまめさん» ありがとうございます(泣)共感、、ですか、、いつもお疲れ様です！頑張りましょう！ (2020年3月22日 13時) (レス) id: 23801471bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みーや | 作成日時：2019年8月4日 22時
