少年忍者の恋綴り4

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平塚side


皇「平塚〜、黒ちゃんが拗ねてるから、黒ちゃんのとこ行ってあげて〜」



と、皇輝くんに呼ばれたのが15分くらい前の話


現在…




黒「ひらつ〜、ひらつか〜」


「なんなの、どうしたの、俺いるよ？」



黒ちゃんの足の上にのせられて、ギュッと後ろからハグされています



皇輝くんに言われて黒ちゃんの方に行くと


びっくりする速さで抱きしめられて、そのまま足の上にのせられた




そして、この状況





黒「へへ〜、久しぶりのひらつだぁ〜」


いつものわんこ感ある黒ちゃんじゃなくて、子供っぽいような甘えた



背中に顔をすりすりとされて、こっちが何か恥ずかしい



「ね〜黒ちゃん、体制変えていい？」




ここまでべたべたになることはないから、何かあったんだろうなって思って



さすがに背面から話はできないから向かい合わせになる



「黒ちゃん、どうしたの？」



そう聞いても無言のまま


「黒ちゃん？」


また黒ちゃんに話しかけると今度は俺の顔に手を滑らせて



黒「平塚、ほかの人のとこに行かないでよ」



と小さな声で言われた



ほかの人のところ？


よくわかんない


「黒ちゃん、俺、今黒ちゃんの上にのっててほかの人のところなんて行けないよ？」





そう言うと、黒ちゃんにでっかい声で笑われた



黒「ひらつはひらつのままだね、」



いいもーん、離してやんなーい



うっちーになんてあげるもんか



そう言う黒ちゃんに少しドキッとした



今も十分距離は近いけど


もっと黒ちゃんに近づきたいな






そう思ってることを、黒ちゃんは気付いてるかな








はやく、きみと〜Fin〜





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