少年忍者の恋綴り4

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青木side


檜山くんに抱きしめられ始めて結構時間が経った


正直暑い


あと、周りの視線がかなり気になる



3150組は、檜山くんのデレが珍しいからかニヤニヤしてこちらの様子を見てる





隠れてるつもりだろうけどバレてるからな！


海琉やつーちゃんは檜山くんのデレがいつもの面倒見のいい檜山くんとかなりギャップがあったのか
びっくりして口が開いている









あと、ちょっと恥ずかしそう


ごめんね



皇輝くんと豊田くんは、「へぇー、檜山が、珍しい」と





助けてくれるつもりはないらしい


「檜山くん、いい加減離れようよ〜」





俺ちょっと暑い




そう言って檜山くんの腕をほどこうとすると






今度はあっけなく放してくれたけど、それでもピッタリ隣に座って離れない




なんなら、手をつながれた



所謂恋人つなぎで





檜「青木、俺がべたべたに甘えるの嫌？」


俺の様子を窺うように聞かれて少し困惑する





だって





「べたべたに甘えてきてくれても檜山くんは檜山くんだし、ツンツンしてるのも檜山くんでしょ？」







結局はどんな檜山くんも檜山くんなんだから、なんだっていいのだ



檜「青木、俺に愛想つかしてどっか行かないでね」


今日は甘えたであるけど、しおらしくもある





「俺のことを支えてくれるのはいつだって檜山くんしかいないんだから、むしろ俺から離れないでね？」








結局はお互い離れられないんだから









今日は砂糖100％で〜Fin〜



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