少年忍者の恋綴り 2

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星輝side

長瀬やみっちー達と振りの確認をしてたら

飛んできたという表現がぴったりな

渉がきた

渉「練習中、邪魔してごめんね！」
　「星輝、皇輝が倒れた！！」

あーもう、やっぱり無茶したか…

「わかった。 ごめん2人とも一旦抜けるね」

2人と別れて、渉と一緒に皇輝の元に向かう




「ごめん、皇輝倒れたって聞いて来たんだけど…」

黒ちゃんやらおりやらが、あわあわしつつも

熱はかったりして見てくれてたみたい

織「皇輝くん熱やばいんだけど…39℃って…」

うわぁ…39℃か…

流石にこの後の練習は無理だし、一人で帰せるわけもないので

寝ている皇輝を俺が背負って帰ることになった









家についてまさかの両親がいない事態

とりあえず皇輝を部屋につれてベッドに寝かせる

えーと、冷えピタ貼って、着替え用意して…

おかゆとか作っておいたほうがいいかな…

1人で看病なんてしたことないから、何したらいいのか…

いろいろ考えてたら、服の裾をつかまれた

皇「…ん…ほし…き…？」

「皇輝、起きた？ レッスン中に倒れたんだよ？」

ここで問題が一つ…

皇輝がめっちゃかわいい…

熱のせいで目がウルウルしてるの

それでベッドからこっち見上げているんだから

上目遣いになるわけですよ

可愛い以外の何物でもないじゃないですか！！

皇「ほしき…？」

はっ…いやいや、皇輝病人なんだし…

「皇輝、今お母さんたちいないんだけど、」
「なんかしてほしいことある？」

兄とは言え、恋人では彼女の立場の皇輝

たまには甘えてもらいたい

皇「なんでもいいの…？」

「なんでもいいんだよ？」

皇「じゃあ…ほしき、俺のこと抱きしめながら」
　「一緒に寝て…？」

そんなご褒美みたいなことがあっていいのだろうか

まあ、珍しくデレデレしてくれたので

叶えてあげよう…！

ということで、この先は内緒ね…？









兄弟以上恋人未満 〜Fin〜

コーヒーとミルクは8：2の割合で　あじおり　＊ふう様リクエスト→←2

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