少年忍者の恋綴り 2

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檜山side


更に状況が把握できないんだけど


「え、まさか2人とも俺らに嫉妬させようとわざとやってた？」


俺の膝の上に乗ってる(俺が乗せたんだけど)青木は満面の笑みで


うっちーの上にいる(これもうっちーが乗せた)わくもニコニコしてる


困惑してる俺とうっちーを前にしてJKかよっていうテンションで喜んでいる


青「わくさんとね最近檜山くんが深きょんのところに行っててさみしいなって話してたら」


元「俺も颯太が勉強で忙しくて構ってくれないんだって話したの」


青「じゃあ2人まとめて嫉妬させる？って話になって」


元「今、この状況！」


どう？嫉妬した？と微笑みながらこちらを見てくる青木


首をかしげながら聞いてくるその仕草でさえかわいいんだから


「嫉妬したよ、青木気付いてないの？俺、青木が思ってる以上に青木のこと好きなんだよ？」


何なら愛してる そう言いながら俺より少し高い位置にいる青木の口に俺の唇を寄せる


元「颯太は？嫉妬してくれた？」


内「嫉妬するよ…言ってなかったけど、俺わくのこと閉じ込めちゃいたいくらい好きなんだよ？」


隣でかなり重めなカミングアウトが出てるけど


わくも満更じゃなさそうだし、いいのかな


それにしてもこの最年長組侮れない


結局俺たちは、手のひらで踊らされてたんだから


「ほんと小悪魔…」


青「ん？檜山くんなんか言った？」


「ううん、青木がかわいいな〜って思っただけ」


もう！ と顔を赤くする青木


こんなにかわいい相手なら、手のひらで踊らされるのも悪くないかも









小悪魔の手のひらで踊る 〜Fin〜









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いつも「少年忍者の恋綴り」を読んでいただき、ありがとうございます！
作者のまかです！


「少年忍者の恋綴り2」がいっぱいになったので移行します！
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