今日:4 hit、昨日:10 hit、合計:19,547 hit
小｜中｜大
▼ ページ2
「ねぇ見てよ！夕陽が・・・わぁ・・・」
いつもよりずっと近くに感じる太陽が地平線に沈んでいく。
「綺麗だね」
「・・・A、」
「ん？」
夕陽から目を離して隣に居るsellyに目線を移す。
優しい目が、夕陽でキラキラしてとっても綺麗だ。
「Aの目、綺麗だ」
彼から発せられたその一言が、シンクロして、言葉が溶けていく。
sellyの右手が私の左頬を撫でて、一瞬の温もりを感じる。
そこにある消えないで欲しい温もりが、夕陽と一緒に沈んで消えていく。
「sellyの目も、とっても綺麗」
キラキラした夕陽が沈んで、キラキラしている星たちが姿を現していく。
薄暗いフロアが私達の空間を囲ってくれている。
sellyがゆっくり近づいてきて、誰にも見られないようにそっとキスをする。
コツン、とおでこをあてがったsellyが照れたようにフフッと笑った。
「selly、大好き」
「俺もだ、A」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 204人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「CR」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：miton | 作成日時：2022年1月1日 3時
