中学生35 ページ35
起きてと言う声が聞こえ、重たい瞼を開けると
「おはよう」
フワッと笑った潔子先輩がいた
「ぅ、おはようございます」
「ゆっくりでいいから、準備出来たら学食まで来てね」
「はい」
眠気に逆らうように持ってきた鞄をみると……
「あれ?」
入れた筈の薬がない。朝飲む薬がなくて困っていると、お兄ちゃんの鞄に入れたかもしれないと思い、烏野の部屋へ行った。
数回ドアをノックすると菅原さんが顔をだした
「Aちゃん、どうしたの?」
「お兄ちゃんに用があって、起きてますかね?」
「山口まだ寝てるけど、起こす?」
「あっ、お願いします」
欠伸をしながらでてきたお兄ちゃん
「A、薬でしょ?」
「ごめんね間違えてお兄ちゃんの鞄に入れちゃって」
「大丈夫だよ。今からご飯作りにいくの?」
「うん、あと少し寝てて良いからね」
まだ少し肌寒い廊下を足音を抑えて歩く
学食のドアを開け、朝食の手伝いを
今日は、暑い一日になりそう
ご飯も食べ終わり、試合をする。
潔子先輩と仁花先輩が先に体育館へ。
追いかけるように、水道の蛇口を捻り体育館へ足を向け、足を踏み出した時。
視界が歪み、耳鳴りがして、脱力感。
私の周りに掴まるものも、支えられる物もなく、私は倒れた。
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アップルパイ - 猫駒ではなく音駒ですよ (2018年10月26日 23時) (レス) id: a9f3673fa2 (このIDを非表示/違反報告)
環奈 - 奏歌さん» 更新ペース遅くてすみません(>_<)面白いと言っていただけて嬉しいです! (2017年10月19日 7時) (レス) id: 54ba960601 (このIDを非表示/違反報告)
奏歌(プロフ) - とっても面白いです! これからも頑張ってください。更新待っています♪<(_ _)> (2017年10月19日 7時) (レス) id: dcf6008fc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:環奈 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/53018984a31/
作成日時:2017年9月15日 23時