甘え方 ページ7
A side
皆で朝食を食べ終えてリビングでぼーっとしていると、後ろからジョンウの腕が回ってきてぎゅっと抱きしめられた。
ジョンウは甘える時僕の首に吸い付くするのが好きで、よくこの体勢で首に顔をうずめてくる。
こういうことは練習生の頃からよくあった。最初は恥ずかしくて慣れなかったけど、今はもう慣れたし嫌でもないからそのままにしている。
JU｢ヒョン〜、大好きですよ〜。｣
『...ん〜、僕も大好きだよ〜。』
JU｢...ヒョン〜。｣
でれでれとした口調で、完全に甘えん坊のジョンウはこうなったら離れない。ほんとに離れない。
首筋に降ってくる唇の感触も止まらない。
TA｢A、いつもごめんね〜 多分疲れてたのかも。｣
『あ〜、まだステージ慣れないもんね。』
JH｢...ヒョン、コーヒー入れてきます。｣
いつもならすぐに突っかかってくるジェヒョンやヘチャン達でさえも何も言ってこない。まあ、ジョンウがこんなに甘える時は相当な時しかないからね。みんな分かってるみたい。
『ジョンウ〜？ジョンウや〜？』
JU｢ん〜...。｣
...無理だな、これは。
それから今日１日中ずっとジョンウがくっついたまま過ごした。流石にお風呂とトイレは離れてもらったけど。休みでよかった〜...
ご飯食べる時も食べさせてやんないとジョンウは食べない。僕の肩に顎を置いて口を開けてご飯を食べさせてもらっているのを待っている。まるで鳥の赤ちゃんみたいで可愛いけどね(笑)
『ジョンウ〜。もう寝るよ〜？』
JU｢一緒に寝るの〜...｣
『はぁ、わかったわかった。一緒に寝るか...って、そんな目で見ないの...』
僕の目の前には痛いほど突き刺さるみんなの視線。
これ程怖くて恐ろしいものはないと思う。
『あ〜ジョンウが元に戻ったら1人ずつ寝てあげるから、今日は許して？』
僕がそう言うと何事もなかったかのように全員顔を逸らした。だけど僕は何人かの頬が緩んでるのを見逃さなかったぞ。
『ったく、素直じゃないな〜(笑)』
さてと、寝るか。
JI｢...ヒョン、首。｣
『ん？』
チソンに言われジョンウを引き連れて洗面台に行き自分の首筋を鏡で確認すると、薄く紅い跡が数カ所に点々とついていた。
『っ、バカキムジョンウ！！！』
未だに首筋に吸い付いてるジョンウの額に思いっきりデコピンをかましてやった。
JU｢いったい！！！｣
終わり
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汐里 - もっとみたいです (2018年12月20日 14時) (
レス) id: 0a0af767da (このIDを非表示/違反報告)
かん(プロフ) - Viviさん» ありがとうございます！！更新遅くなってしまい大変申し訳ございません...ぜひこれからもよろしくお願いします！！！ (2018年8月25日 23時) (レス) id: 7450b7dbb3 (このIDを非表示/違反報告)
Vivi - すごく面白いです。続き楽しみに待ってます。 (2018年8月23日 10時) (レス) id: 89fadb41f4 (このIDを非表示/違反報告)
かん(プロフ) - Estalaさん» ありがとうございます！！！ご期待に添えるよう更新頑張るのでこれからもよろしくお願いします！！！リクエストなどお待ちしております！！！ (2018年8月13日 1時) (レス) id: 7450b7dbb3 (このIDを非表示/違反報告)
Estala(プロフ) - とても面白いです！続き待っています！更新頑張ってください！ (2018年8月12日 17時) (レス) id: 9bcdd99c44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かん | 作成日時：2018年8月8日 1時
