戻った日常☆ ページ3
次の日、一番のフェリーで私は島へ向かった。
電話の折り返しは無く、
メールも返って来ない…
不安はドンドン広がっていく…
島へと着き、
私は走った。胸騒ぎがする…
足がズキズキと痛むが
足の痛みなんて、この不安に比べたら
全く比にならない…
家が見えてきて、
病院を背に勘久郎さんが寧々さんと話している
と、思った次の瞬間
勘久郎さんは寧々さんに
キスをしていた。
A)「！！！」
全身の力が抜ける…
なん…で？
そういう事？元々寧々さんと恋仲で
私は…やっぱり神子を産む為の道具だった
って事なのか…
現実が受け止められず、
私は来た道と反対へ走り出す
走りながら
さっきの光景が頭から離れない
あんな所見たく無かったよ
見たく…無かった……
ドスッ！！！
？)「いっ！！！てぇーな！！」
私は人にぶつかって
そのまま泣き出してしまった…
小さい子どもの様に…
？)「…て、Aさん？何やってんだアンタ…
おい、こんな所で泣くなよ…」
聞き覚えのある声がするが
私は、それどころでは無かった。
背中を優しく押され、
私は新居へと連れて行かれていた。
・
・
・
？)「おい、鍵は？」
A)「うー…っ、ひっく、ごごにぃ」
？)「…あった、開けるぞ？」
新居へ入ると、勘久郎さんの匂いがした。
私への最高の催涙臭だ…
？)「とりあえず、中入って、座ってくれ」
・
・
・
コトン
目の前に何かが置かれる。
？)「ほら、飲めよ。俺の家じゃ無いが…」
ふと、重たい目を開き
涙の向こうに士門君が見えた
A)「あで？…ゔぅ…じもんぐんだ…」
士)「今気付いたのかよ…」
目の前の暖かい緑茶に口をつける。
スーと喉を通り、少しだけ心が落ち着いた気がした。
士)「…で、何があったんだ？」
私の隣に座った士門君が真っ直ぐに私を見る。
A)「うわーーーん」
士)「！？もぅ泣くなよ…」
A)「が、かんく…ろうざん…が
寧々ざんっど！！キスして…うぅ…」
士)「んな訳無いだろう。アンタが居るんだから
どうせ、アンタの見間違いだろ？」
A)「見間違える訳無いよー…
昨日父親には別れろって言われて…うぅー…
今日急いで来たらー…チューしてたー！！
仲よさそうだったもん！
私きっと最初から邪魔だったんだ…」
色んな想いが交差して
悲しみと怒りを目の前の士門君に向けてしまう
ポカポカと士門君の胸を叩くと
腕を引かれ士門君の腕の中へ居た。
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ルリア - Blue♪さんのイラスト大好きです！毎回楽しみにしています！ (2018年8月28日 18時) (
レス) id: c9ed3a344b (このIDを非表示/違反報告)
白糖 - 横入りすいません！！めっちゃ作品面白いです！色々大変だと思うんで、更新、焦らず、無理せず頑張って下さい！ (2018年4月25日 17時) (レス) id: 256f208bca (このIDを非表示/違反報告)
十夜 - Blue♪さんの言う通りだと思います。その予測が当たっていないにしても、誰でも見れるところに書くのは、あくまで私ですが、ダメだと思います。 (2017年10月29日 0時) (レス) id: 8fd261922c (このIDを非表示/違反報告)
Blue♪(プロフ) - ミントさん» いえ、その予定ではありませんでした…私は良いんですけど、コメントで予測はあまり良い物では無いような気もします！ (2017年10月26日 17時) (レス) id: 40011dc059 (このIDを非表示/違反報告)
ミント - 苦笑。ケガレ落ちの術の使い手なんて極端に限られているのに生成登場…あれですか。レゾナンスで布瑠の言やって人間に戻すための前振りでしょうか。にしてもケガレは現ではすぐに陽の気で灰になるってアニメでも原作でも共通なのに本土のケガレ風情が長く現に居残って (2017年10月26日 5時) (レス) id: a9bb136f04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Blue♪ | 作成日時：2017年7月6日 16時
