モヤモヤ？☆ ページ7
勘)「はは、さっきとは全然違う表情スねぇ」
A)「見えたんですか？！」
勘)「まぁ、割と。凄い顔してたスね」
勘久郎さんは思い出したのかケラケラ笑っている
ふと、士門君に目線を移し
勘)「悪かったスねぇ、付き合わせて」
士)「…それ、本当に思ってます？」
勘)「あ、バレたスか？」
雲林院さんや有馬さんと話している所は何度か見たけど、
勘久郎さんが話しているのも新鮮で
食事の準備をしながら
微笑ましく見ていると
勘)「んー…でも、毎日来て貰う訳にも行かないスからねぇ…しばらく実家に帰りまス？」
A)「私は大丈夫ですよ？」
有)「そうそう！たまには顔出してあげた方が
ご両親も安心するんじゃないかなぁー☆？」
気が付けば有馬さんが私の横の席に座っていた。
士)「有馬さん？！どこから…？」
勘)「これが何故か日常なんスよねぇ」
A)「有馬さんも お昼どうですか？」
有)「んーA君の手料理は魅力的だけど、すぐ行かないといけないから今日はいいや！ありがとーっ」
と、何故か唇が近付いてくると
勘・士)「…。」
2人が無言で引き止めてくれていた。
有)「ま、ジョークは このくらいにして…」
勘・士)「(ジョークにしては…)」
有)「A君が本土に帰るなら僕も丁度明日用事があるから一緒に行けるけど、どうかな？」
A)「…えっと、私は…」
勘)「家の事は心配しなくて良いんスよ？
何日か、ゆっくりしてきても良いし…」
島に来たばかりの時は
実家が恋しい事も多かったのに
今は勘久郎さんと離れる事が不安で寂しくて仕方が無いなんて…有馬さんと士門君の前で更に言えないのだった。
もしかして、勘久郎さんが少し私と離れたいのかな…
勘)「…はは、1ヶ月でも2日でも好きな時に帰って来て良いんスから。深く考えないんスよぉ」
…勘久郎さんは凄いな。
私の考えてる事が分かってるみたいに
私が欲しい言葉が分かるみたいに
私は勘久郎さんが求めてる事を返せているんだろうか…。
A)「…はい、じゃあ明日宜しくお願いします」
勘)「くれぐれも有馬さんには要注意スからね」
有)「嫌だなぁー？ちゃぁんと届けるよー」
勘久郎さんが士門君を見る
士)「…乗り物に乗りたく無い！！」
・
・
・
賑やかなランチタイムが過ぎ
また士門君と2人になる。
食後 お腹を落ち着けてから
私達はランニングへ出掛けるのだった。
士門君がペースを合わせてくれて
2人並んで走る。
地下室以外を走るのは初めで気持ちが良い
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 63人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
瀬名ユズキ - ペ−ジ１７で吹いたｗｗ (2017年11月12日 12時) (
レス) id: 5749e25b48 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 面白すぎる (2017年11月8日 17時) (レス) id: 43cae9e99f (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - 小説全体に号泣して、涙腺弱いなぁ 心愛さんと勘久郎さんの決意（強き願い）憲剛さんの勘久郎さんに対する思い……やばっまた、泣きそうッス (2017年7月7日 0時) (携帯から) (レス) id: 6084cd1f3b (このIDを非表示/違反報告)
Blue♪(プロフ) - アキさん» 心愛さん(*ﾟ▽ﾟ)ﾉ？ (2017年7月7日 0時) (レス) id: dfd78bbcf3 (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - ……泣いてしまった 心愛さんと勘久郎さん……きっと大丈夫 （あれ？でも、全く同じ事を何処かで…） (2017年7月6日 23時) (携帯から) (レス) id: 6084cd1f3b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Blue♪ | 作成日時：2017年4月17日 3時
