頼れる背中☆ ページ42
目の前を見慣れた青いガントレットが高速で走る。
振り向けば
崖の上には勘久郎さんが立って居た
勘)「…よく、耐えてくれたスね！」
ザッ！！！
と、すぐ
目の前には勘久郎さんの背中。
あぁ…私まだ生きてるんだ
会いたかった人に庇われながら
私の護りたかった人に
今は守られている。
？)「はは、面白い！今度の双星は十二天将か」
勘)「随分可愛がってくれたみたいスねぇ？
…容赦はしないスけど、いいスか？」
勘久郎さんの声色が変わる。
初めて聞く勘久郎さんの声は私でも分かった
これは殺気…？
先程の婆娑羅が 全く反撃に出られないでいる
私との戦いでは見なかったが
足の形が変わっている…
婆娑羅も呪装が使えるなんて…
と、私が戦いを見て油断していると
婆娑羅が急に こちらに猛スピードで駆け付けてくる
次の瞬間、
私は違う場所に居た。
A)「へっ？！」
勘)「チッ…流石にA庇いながらだと
不利スかねぇ…」
私は勘久郎さんに片腕に抱かれていた。
転機！と婆娑羅が向かってくる
勘)「捕まってるんスよ？」
勘久郎さんは迎え撃とうとしている。
それなら私も微力でも力になりたい！！！
と、思った瞬間
私達は光に包まれていた。
私達は目を合わせないまま
婆娑羅に向かって一撃を放つ！！！！
グオォォォォォォーーーーーーーーーン！！！！
地面が物凄い遠くまで
えぐれていた。
私達の手から、こんな物が？！
遠くの方でフラフラになりながら
婆娑羅が跳んで行くのが見えた気がした。
パチパチパチパチ…
？)「いやぁーーーー想像以上だったよー☆
2人とも、お疲れ様っ！」
振り向くと有馬さんが崖の上に座りながら
拍手をしていた。
私は状況が理解出来ず
口をポカンと開ける…と、足からへなへなと
力が抜けて その場へ座りこんでしまった。
勘)「…何、考えてんスか？Aに何かあったらどーしてくれたんスかっ！？？？」
あまりの声量と声色に驚いて
勘久郎さんを見上げると
その表情は今まで見た事が無いものだった。
有)「嫌だなー！勘久郎くん、怖いー！！
僕だって、こうなるとは思って無かったんだもーん！最悪僕が間に入るつもりだったしね〜？」
勘)「最悪じゃ遅いんスよ！こんなボロボロにさせて…彼女を戦闘には参加させないって言ったのは
有馬さんじゃないスかっ！！！！」
有)「勘久郎くん怖〜い！退散っ！！」
と、目の前の有馬さんは白い紙切れとなって
しまうのだった。
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瀬名ユズキ - ペ−ジ１７で吹いたｗｗ (2017年11月12日 12時) (
レス) id: 5749e25b48 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 面白すぎる (2017年11月8日 17時) (レス) id: 43cae9e99f (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - 小説全体に号泣して、涙腺弱いなぁ 心愛さんと勘久郎さんの決意（強き願い）憲剛さんの勘久郎さんに対する思い……やばっまた、泣きそうッス (2017年7月7日 0時) (携帯から) (レス) id: 6084cd1f3b (このIDを非表示/違反報告)
Blue♪(プロフ) - アキさん» 心愛さん(*ﾟ▽ﾟ)ﾉ？ (2017年7月7日 0時) (レス) id: dfd78bbcf3 (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - ……泣いてしまった 心愛さんと勘久郎さん……きっと大丈夫 （あれ？でも、全く同じ事を何処かで…） (2017年7月6日 23時) (携帯から) (レス) id: 6084cd1f3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Blue♪ | 作成日時：2017年4月17日 3時
