未だ見ぬ未来☆ ページ3
A)「…それでも良いです！無意味だとしても…
私が無意味だと思えないから…
それに…」
勘)「…それに？」
A)「…神子を産んだとして、
私に知識が無ければ、私は何もしてあげられないから…」
勘)「…！」
勘久郎さんは少し黙った後、重い口を開ける。
勘)「…僕の覚悟のが弱かったんスかねぇ。
Aが呪力の扱いを覚える程、禍野へ行きたがるんじゃないかって変な事ばっかり考えて…」
勘久郎さんが優しく私を抱き寄せる。
勘久郎さんの温もりと勘久郎さんの私への気持ちを感じる。
勘)「…そうスね。出来る所まで やりまスか？」
A)「…っ！…ありがとうございますっ！」
そこから改めて呪装の練習を始めた。
1つを使いこなすだけでも
かなりのエネルギーが必要で、2つ付けるだけで
やっとだった。
勘)「今日は こんな感じスかね？」
A)「ありがとうございました！」
勘)「だいぶ体力ついたんスねぇ…このまま霊符書いてみまス？」
A)「はいっ！」
私達は一度汗を流し
リビングへ向かい霊符の作成をした。
気付けば夕食の時間になっていて、
慌ただしく1日が終わってしまうのだった。
・
・
・
勘)「さて、先行ってるスよ？」
A)「はい！すぐ行きます！」
パタン。
ピッピピ…
トゥルル…
？)「…何だ こんな時間に？」
勘)「あ、今大丈夫スか？…頼みたい事があるんスけど。。。」
・
・
・
寝室へ行くと勘久郎さんが待ってくれていた。
勘)「電気暗くするスよ？」
A)「はいっ！」
ポチッ
勘)「おやすみース」
A)「おやすみなさい」
勘)「…あ。」
A)「どうしたんですか？」
私が顔をあげると勘久郎さんの柔らかい唇が重なる
勘)「…忘れ物ス」
A)「…っ！」
勘)「…も1回っ」
A)「…っ、ん…んー！んー！…っぷは！」
勘)「あはは…」
A)「苦しいですよ！…って、楽しんでません？！もぉーっ！」
勘)「バレました？」
ケラケラと笑う勘久郎さんの胸を両手で叩いて
反撃に出る。
…と、片手を捕まれ 顔をあげると
勘)「神子の話、嬉しかったス。」
急に優しい表情で真剣に話す勘久郎さんは
どこか照れ臭そうに言葉を続けた
勘)「Aが僕との未来を選んでくれた事、
本当に嬉しかった…ありがとう」
そう言った後、もぅ一度優しく唇が重なると
柔らかく細められた目に
私の胸がドクンっと鳴るのだった。
私達は お互いを抱き締めながら
ゆっくりと夢の中へ入っていった。
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瀬名ユズキ - ペ−ジ１７で吹いたｗｗ (2017年11月12日 12時) (
レス) id: 5749e25b48 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 面白すぎる (2017年11月8日 17時) (レス) id: 43cae9e99f (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - 小説全体に号泣して、涙腺弱いなぁ 心愛さんと勘久郎さんの決意（強き願い）憲剛さんの勘久郎さんに対する思い……やばっまた、泣きそうッス (2017年7月7日 0時) (携帯から) (レス) id: 6084cd1f3b (このIDを非表示/違反報告)
Blue♪(プロフ) - アキさん» 心愛さん(*ﾟ▽ﾟ)ﾉ？ (2017年7月7日 0時) (レス) id: dfd78bbcf3 (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - ……泣いてしまった 心愛さんと勘久郎さん……きっと大丈夫 （あれ？でも、全く同じ事を何処かで…） (2017年7月6日 23時) (携帯から) (レス) id: 6084cd1f3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Blue♪ | 作成日時：2017年4月17日 3時
