新たな双星？☆2★

帰宅早々★ ページ16

僕達は食事を終えて帰宅した。
帰宅早々、彼女が体を動かしたいと
地下室へ向かい体を動かす。


久しぶりに2人で体を動かしていると
ふと目が合い、Aが微笑み
僕もつられて笑う。

…あぁ、きっと彼女も同じ気持ちなんだろう。

会えない時間さえ、きっと お互いの気持ちが深まったんスねぇ…

…隣に居られる事が、こんなにも嬉しいと
思えるもんなんスねぇ…


A、帰ってきてくれて ありがとう。
僕が言う機会は少ないけど、おかえり。

・
・
・

物足りなさそうな表情の彼女を尻目に
リビングへ戻ると見事に掃除や買い足しが
済まされていた…
風呂まで沸かして あるとは。。。


移動して あれこれ見ている間に
体が完全に汗で冷えてしまっていた。


勘)「血色悪いスね…先、風呂入って良いスよ？」

かなり寒いのを我慢して、彼女の体を気遣い声を掛ける。

A)「…いですよ…」

勘)「ん？」

A)「こっち見ないでくれるなら…
一緒に入っても…良い…ですよ…」

顔を赤らめ
口を尖らせながら彼女が言う。

………こう言うのに僕は弱い。


勘)「…明日は槍が降るんスかねぇ…」

冗談を言う事でしか、返答が出来ない。
顔ニヤけてるのバレてるんスかねぇ…


顔を見られない様に、彼女を抱きかかえる。

…ん〜だいぶ筋肉ついたな。。。

何て考えながら
脱衣所へ着き、無意識に洋服に手をかける。


A)「じ、自分で脱げますからっ！」


勘)「そうスか？僕先に行ってた方が良いスか？」


A)「………後で」


勘)「了解ースぅ」


彼女が背を向けろと言うので
背を向けて待っているがバッチリ鏡で見えている。
…肝心な所で、Aはツメが甘い。
大体は 僕が こっそり おれている。
ここは、目を瞑っといた方が良いっスよねぇ。。。


ガラガラガラ…

浴室の中へ彼女が行き
目を開ける。…と、一気に寒さが増していく。

耐えろ、耐えろ、耐え…なくてもいいか。
1回入ってるし♪


勘)「…ごめん。やっぱ寒くて無理ス」


どぅ答えるかな？と思いつつ
Aに近く。
目を見開き、口をパクパクさせて…
あ、あっち向いた。いいんスかね？

結局2人並んで体を洗うのだった。

僕は彼女を視界にいれないように
身体を洗うが 視界の隅に入る動きが どーも
ぎこちない。

…多分、巻いているバスタオルが気になって
上手く洗えないんだろう。。。

ここで僕が そのバスタオルを取ったら…

…今は まだやめておこう。後が怖い。。。

と、僕は浴槽へ向かった。

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