幸か不幸か (ページ10)

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2 LKside ページ10

それを見て逆に気を使わせてごめんなさい！って言って帰っていった3秒後に『あ、ヒョンジナから電話来てる』とか言ってスマホを触ってるんだけどね。とんでもないやつだ。

まあそれが優しいランなりの断り方なんだろう
俺は交換しませんってはっきり言うけどね

BC「ラン！おいで！」

サナ先輩たちと話してたチャニヒョンに呼ばれたランは急いでそちらに向かう

BC「うちの4男のランです。もしかして初めまして？」

「ネ、こうやってちゃんと話すのは初めてですね、よろしくお願いします、ランです』

SN(サナ)「わ〜！初めまして！ずっと話してみたかったの！本当にかっこいいね！！」

『ふっ、そんな事ないです、でもありがとうございます』

よそいきのアイドルスマイルをサナ先輩にむけるラン
あーダメだよその顔、

SN「うっ、」
BC「ヌナ？！どうしたの？！」
SN「いやちょっとランくん耐性ついてなかった、、」

ほら〜真顔くらいがちょうどいいんだよ(後でそう言ったらそんな訳ないでしょ馬鹿なの？って言われた)

SN「あ、そうだ、ツウィ！」
TW「は、はい！」
SN「ランくんと話してみたいって言ってたよね？」
TW「はい、、あの、初めまして、ツウィです」
『わあ、本当ですか？嬉しいです。初めましてランです』

今度は花が咲いたように笑う
あ〜だからダメだってば、

TW「っ！また会ったら声かけてもいいですか、、？」
『はい、ぜひ』
BC「多分二人同い年だよ！敬語いらないんじゃない？」
『本当？でも先輩だし、、あっ、ちょっと待ってください』

急にランがツウィ先輩の方に手を伸ばしたかと思うと、先輩の顔を覗き込むようにして顔を傾ける。

あ、ちょ、何してんのってこの場にいる全員が思ったでだろう瞬間。ヒョンジンが思わずイエニの目を塞ぐ。
全てがスローモーションに見えたあと、にっこり笑顔でランが言った

『目の横にまつ毛ついてました！目の中に入らなくてよかった』