3 LKside ページ40
手をかけたまま、う〜んと1分ほど考える。
俺も衣装を気をつけてもらうくらいには人に見せないように(というか見せたくない)してるけど、、
まあ、メンバーだし、それに、今は不可抗力だ。
そんな安直な考えで、俺は止めていた手を動かした。
なんで俺がこの時こんなに楽観的だったのかというと、今まで数年一緒にいてランが怒っているところを見たことがなかったのがひとつ、当事者は苦しそうではあるがスヤスヤと爆睡していたのがふたつ、まあ、今更気にしたところでもう仕方がない。
シャツを脱がすと黒いピタッとしたタンクトップが見えた。なんだか暑そうで苦しそう。
それに、なんか、違う。
俺と、いや、他のメンバーと、身体が、違う。
二の腕は細いが柔らかそうで、胸元は、タンクトップで締め付けられてはいるものの、
「んん、」ガンッッ!!
LK「いっっっっ!!」
急に声が聞こえ、びっくりして思わず近くのテーブルに膝をぶつけた。痛すぎる。。
声を出した本人は、眉間にシワをよせているが起きてはいないようで、数秒するとまた元の表情に戻る。
だが俺はもうそんなことを気にする余裕はなかった。
え、えっと、お?
ランって、、、、、、え?????
こんなことあっていいのか。
まず、誰がこの事実を知っているのか。
ていうか、俺が今見たものは現実なのか。
俺の見間違い、だったり、、、
期待を込めてもう一度ランをみてみるが、どうみても、ランは、、、
LK「、、女?」
ちょっとこれは、どういうこと。
633人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
お米(プロフ) - ランくんのセリフのカッコが『』から「」に変わったのって何かお話進行の上で変えたのでしょうか..…🤔 (12月16日 1時) (レス) @page28 id: 1a788f23e1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:お白湯 | 作成日時:2023年12月13日 4時