幸か不幸か (ページ4)

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HJ「ランヒョーン隣あけてえ」

トテトテとおねむイタチがやってくる。

僕の隣の方があいてるのに、わざわざせっまい隙間のランヒョンとソファーの間にお尻を突っ込むヒョン大好きっ子。
無事場所を確保できたら満足そうな顔してヒョンの肩に頭をコテンと傾けた。

その時、ちょうどメイクさんがヒョンを呼んだ

SM「ヒョン起きて、次メイクだって」

『･･･ん〜、、ありがとスンミナ。わ、ヒョンジンいつの間に来てたの』

HJ「さっき来たのにもう行っちゃうの？！」

『また後で会えるでしょ〜ゆっくり寝ときな』

飄々と答えながらポンポンとヒョンジンの頭をなでるヒョン
僕と目があって、フッて笑いながら僕の頭もポンポンする
落ち着くんだなこの手。

『そんな目でみないでよ』
SM「どんな目？」
『ん〜可愛いわんちゃんみたいな目』
SM「なにそれ」

そう言いながらメイクさんのところに去っていく

フワッと匂う、あまーい匂い
ランヒョンって本当に不思議。匂いも、仕草も、言葉も、行動も、他のヒョン達とは全く違う。ヨンボクが天使の生まれ変わりだって言われてるけどヒョンだって負けてないと思う。それくらい優しくて怒ったところなんて見た事ない。どうやったらあんな風に育つんだろう。優しさの沼みたいな、ヒョン。そんなヒョンの事が、みーんな、本当にみーーーーんな大好きだ。

あの中世的イケメンゲロ甘フェイスでいい匂いなんて漂わせてたら、世の中の変な人に連れてかれちゃうんじゃない？って心配になる。子供の時とか無事？心配、、まあ無事だから今ここにいるわけだけど。

カムバの時とかヒョンとすれ違ったヨジャグループの人たち、ほとんど振り返ってるの知ってるのかなこの鈍感ヒョンは。

ほら、僕だって
ちょっと離れたらもう会いたくなるんだ。

本当に本当に、不思議なヒョン。