幸か不幸か (ページ20)

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よく見てみるとそこはソファーではなかった。たぶん、ジソンの部屋。え、、、僕なんでジソンの部屋で寝てんの？？ソファーで目を瞑って、、寝落ちして、、までは考えられるけどなんでここに？そして抱きしめられてるの？

『ジ、ジソンヤ、、起きて』

呼びかけてもぴくりともしない
え〜、、、

『ジソン！ちょっと腕緩めてくれない？』

少し声を張ると「う〜ん」と眠そうにジソンが声出す。そのままぎゅっとまた抱きついてきた

『ちょ、暑いんだ、一旦離れない、、？』

HN「･･･やだ」

わあお･･･反抗期だ
ジソンってたまにすんごく甘えたになるんだよね。定期的に他のヒョンやアギパンにも甘えてるところをよく見る。今回は僕らしい。

『ジソンがここまで運んでくれたの？』

HN「うん、ヒョンすんごく軽かった。なんていうか、、細すぎるね。ちゃんとご飯食べてる？」

『食べてるよ。僕が軽いんじゃなくてジソンが力持ちなんだよ。ほらこの二の腕、僕の二倍はあるよ、、』

HN「確かに、、なんかヒョンって、、女の子みたいだね」

ギク

今なんてった？･･･女の子みたいだね？

『な、なに言ってんの。ヨンボクとかヒョンジンのが何倍も女の子みたいだよ』

やばい、ちょっと動揺してる

HN「ん〜あの二人もまあそうなんだけどさ、なんていうかヒョンはまた別格っていうかさあ。･･･ほら、匂いとかも、なんか、、違うんだよ」

向かい合ったまま抱きしめられてる状態のまま、ジソンが僕の首に顔を埋めた

『？！ちょ、やめて、僕今汗かいてて臭いよ！お風呂も入ってない！』

グっとジソンの胸を押すけどビクともしない
ああ、虚しき力の差。。

HN「ほら、力も弱いし、、なんか守ってあげたくなるし、、触りたくなるし、、抱きしめたくなるし、、」

『な、何言ってんの？寝ぼけてる？』

HN「ん〜確かにまだ眠いね、まだ寝れるし寝よう」

『いや、あの、僕は自分の部屋に戻るから、、』

HN「アンデ。俺と一緒に寝るの。おやすみなさい」

『･･･』

変な墓穴を掘りたくもないし、このまま寝た方がいいのか。体型補正のベストは着てるし、、不覚。しょうがない覚悟を決めよう。

結局その日はそのまま寝て、次の日スンミナが起こしに来るまでそのままだった。

SM「何で一緒に寝てたの？」

『なんか連れてこられた、そして離してくれなかった』

SM「ヒョン、、いくら男だからってメンバー以外には油断しちゃだめだよ、、」

『うん、、、』