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エピローグ1 ページ1
僕の人生、幸か不幸かどっちだろう。
小さい頃は病弱で一ヶ月に何回も風邪を引いたり熱が出たり、とにかく体が弱かった、らしい。
らしい、というのは自分ではあまり覚えてないから。
やっと生まれた一人娘、大切に育てようと決めてくれたお母さん。繰り返す病気にとうとうお母さんは参っていた。追い打ちをかけるように、友達と遊んでいたある日知らない男の人に連れていかれそうになった。
間一髪の所で周りの大人が気づいてくれて大事には至らなかったものの、それ以来お母さんは取り乱すようになった。
そしてある日突然出かけて帰ってきたかと思うと、こう言ったのだ。
「この子は男の子よ！」
その時私はもう小学生だったし、自分の性別の区別はついていた。それでもその日からお母さんは私を男の子として扱うようになり、男の子の服装をさせた。
周りも固めようと日本から韓国に引っ越しまでした。
お父さんは私が生まれた時からいなかったし、駆け落ち同然で家を出たお母さん。親族との関わりもほぼなかった。もう私を女の子として知る人はお母さんくらいしかいなかったのだが、その唯一の人でさえいなくなってしまった。
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お米(プロフ) - ランくんのセリフのカッコが『』から「」に変わったのって何かお話進行の上で変えたのでしょうか..…🤔 (12月16日 1時) (
レス) @page28 id: 1a788f23e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：お白湯 | 作成日時：2023年12月13日 4時
