Her part-time job ページ5
結局、ミョンス先輩とソンヨル先輩とやらの姿を目にすることもないまま、正門でナムジュと別れた。
学校から歩いて二十分のところに私のバイト先がある。
路地の奥という最悪の立地条件のもと存在する今にも潰れそなカフェ。そこが私の職場。
「おはようございまーす」
カランカランと音を鳴らして、カフェの中に足を運べば、見慣れた光景が目に飛び込んできた。
「…また寝てるんですか」
「寝てねぇよ」
カフェの奥にあるソファーで寝っ転がってるソンギュさんに声をかけた。
「やぁA、制服のスカート短い」
「普通ですけど。そんなこと言ってないで仕事してくださいよ」
「いいじゃん客いないんだし」
「それが店長のセリフですか」
「ここでは俺がルールだからな」
なんて言ってるソンギュさんは放っておく。いまだにソンギュさんが店長だなんて信じられない。
「あ、Aちゃん今来たの？」
店の休憩室に入れば、黒いエプロンをつけたミンソクさんがいた。
「おはようございます」
「うん、おはよう」
「ミンソクさん、今日大学なかったんですか？」
「あー…、今日はいろいろあって休講かな」
「自主休講とやらですね」
「あはは、Aちゃんよく知ってるね」
くすくすと涼しく笑うミンソクさん。ああ、癒される。
「そういえば、今日はあの悪魔来てないんですね」
「ははッ、ルハンのこと悪魔だなんて呼ぶのAちゃんくらいだよ」
「周りはどんな神経してんですかね」
「言うね」
ルハンさんっていうのは、ミンソクさんのお友達で、一応ここの常連客。が、性格がもう違う意味で素晴らしい。
考えただけでも恐ろしい。鳥肌。
「お〜A！！おっはよう！！」
と、更衣室の扉から男の人が飛び出てきた。
「…あ、おはようございますドンウさん。…相変わらず落ち、…元気いっぱいですね」
「そうかな〜？」
なんて軽くステップを踏んでる。
ソンギュさん、ミンソクさん、ドンウさん、私がここの店のスタッフ。
だいたいミンソクさんが主にコーヒーなどを作って、それが私が運ぶ、っていうのがここの店のスタイル。
つまり、ソンギュさんとドンウさんは基本的にはなにもしていない。
まあ正直、客なんてルハンさんとかおじいちゃんおばあちゃんだけだから、そんなに仕事もない。
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( ´_ゝ`ルアナ)(プロフ) - このお話、のむのむちょあえよ~~^^ 更新楽しみにしてますね!! ふぁいてぃーん♭ (2014年4月12日 17時) (携帯から) (
レス) id: fb68432d5b (このIDを非表示/違反報告)
萌(プロフ) - 好きなグループの人ばかり出てて面白いです！更新楽しみにしてます〜 (2014年4月12日 15時) (レス) id: 2caf77e444 (このIDを非表示/違反報告)
穂高(プロフ) - popcronさん» コメントありがとうございます！芸能人設定ではない小説は初めてなので、面白いといっていただけてホッとしました。笑 (2014年3月21日 20時) (レス) id: e16b7f8f2c (このIDを非表示/違反報告)
穂高(プロフ) - もちこさん» コメントありがとうございます！今回の小説はとにかくいろんなグループを出すのを目標としております！笑 まだグループが増える可能性も星の数ほどありますので、楽しみにしていてください。笑 (2014年3月21日 20時) (レス) id: e16b7f8f2c (このIDを非表示/違反報告)
穂高(プロフ) - Madoca Oliverさん» コメントありがとうございます！読んでいただけているなんて嬉しいかぎりです〜！びくすちゃんたちはまだ結構手探り感があるんですが、ずっと出したかったのでようやくお話に登場させることができて私もにやにやしています。笑 (2014年3月21日 20時) (レス) id: e16b7f8f2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Bee
| 作成日時：2014年3月10日 15時
