99.勘違い ページ1
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ユンギヒョンとジョングクが変なのは、いっときのものじゃなかったらしい。
現場に着いてそれから。控室に移ってきた僕たちだけど、ジョングクの落ち着きのなさとユンギヒョンの顔色は悪くなっていく一方だ。
ジョングクはなにがそんなに落ち着かないのか、鏡の前でかぶっていたキャップを外して、かぶって、外して、かぶってを繰り返している。
これからヘアメイクするよ？
なにやってんの？？
そんなジョングクを見るユンギヒョンは、何故かめちゃくちゃ顔色が悪い。体調悪いの？なんて声をかけても、全くなんて素っ気ない返事が返ってくるし、普段の寝不足でもこんなに顔色が悪いことはそうそうない。
それどころか、廊下の途中にある自販機で普段なら絶対に飲まないであろうトマトジュースを買って、口をつけてからびっくりしてた。
その真っ赤なパッケージで気付かないってよっぽどじゃない…？
と、まあどこかおかしい2人。
突っ込んでいいのか…？
触れないほうが身のため…、なんだろうか？
他のメンバーはと言うと気付いてないのか、気にしていないのか、全く2人に突っ込む様子もなく、ただ携帯を触ったり、今日の撮影で使うであろうラックにかかった洋服を確認していたりと、好き好きだ。
「おはようございまーす！」
と、ノックが聞こえたかと思うと、扉を開けて入ってきたのはスタイリストさん。それにおはようございますなんて口々に返すと、はい着替え！なんて、手早くそれぞれの衣装が渡される。
「ヌナ、これ着方難しいんですけど」
「これはここから腕を通して、それでこっちを羽織ってください」
「やばい…、サイズ合わないかも…、」
「この前まであってたじゃないですか…！食べましたね？」
ガヤガヤと騒がしくなった控え室の中、僕も渡された衣装を着る。冬だというのに季節は関係なく、つるんとした薄めの衣装。
ライトが暑いからこれくらいがちょうどいいっちゃいいんだけど、シャツ一枚だとちょっと心許ないな。
今日は髪をあげるのかな…？一緒に渡されたバンダナを頭に巻いてみる。…これで、いいのかな？ソジュヌナだったら簡単にまけそうなのに、自分でやってみると案外難しい。
いいや、これメイクさんにやってもらおう。
諦めたところで、後ろでテヒョンの相手をしていたスタイリストさんと目が合う。と、冷めた目でこちらを見ていて。
「ジミンさん、それスカーフです」
『えっ！？』
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苺みるくラテ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (12月18日 0時) (
レス) id: 00ab994726 (このIDを非表示/違反報告)
たたたった(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです!!! (7月18日 16時) (レス) @page2 id: 8d4bed92ac (このIDを非表示/違反報告)
id7 - もう遅いかもしれませんが、続きを読んでみたいです！読みやすく、自分には無い感性の持ち主さんなんだと感じることができました！もし、この感想を読んでいただけたら、厚かましいことを充分承知の上で更新することを視野に入れて頂きたいです！更新頑張って下さい！ (2023年1月6日 4時) (レス) @page2 id: abdf7100cb (このIDを非表示/違反報告)
名無し18826号(プロフ) - 更新頑張ってください！ (2022年5月5日 8時) (レス) @page2 id: 1ca0875e76 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 続きが気になります！更新よろしくお願いしますm(_ _)m (2022年2月14日 13時) (レス) @page2 id: 0357050ae1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：穂高
| 作成日時：2020年5月30日 10時
