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そこから少しグダグダとしていれば、強めに部屋の扉がノックされる。ゴンゴンなんて、いつか扉を壊しかねない勢いに慌ててセフンが扉に駆け寄った。
「あ、ギョンスヒョン」
「マンネたち…、へラムが来たらどうするんだった…？」
ゴゴゴとそんな恐ろしい効果音が聞こえてきそうなほど、静かにそう言ったギョンス。ほーら、言わんこっちゃない。
「さっさと準備してジュンミョニヒョンの部屋に来な。それと…、へラム、テソムヒョンが呼んでる。行くよ」
『あ、うん。ほら、タオ離して』
「はーい」
いまだ抱きついたままだった、タオの腕の中から抜け出すと、ギョンスのいる扉まで急ぐ。なんか、お怒りだし…。
パタンとマンネ部屋を後にするとギョンスは僕の腕を引いて、たくさん並んだ部屋の先にあるトイレに僕を押し込んだ。
『…ギョンス？どうしたの？』
「ベクのことだけど」
『ああ、ヒョン大丈夫なの？』
「うん、だいぶマシにはなってるみたい」
『そっか、ならよかった』
ホッとする僕に対して、ギョンスの表情はどこか曇っていた。まだ、なんかあるとか…？
「テソムヒョンに、言うべきかどうか迷ってる」
『ヒョンに？』
「うん、でもベクは言わないでの一点張りで話も聞かないんだよね。部屋にはルハニヒョンもいるし、あんまり話できないでしょ」
『ギョンスはベッキョンヒョンと一緒なの？』
「そうだよ」
『そっか。ルハニヒョンは今どうしてるの？』
「いろいろ言ってミンソギヒョンのとこに行かせた」
なんともないように、シレッとそう言ったギョンス。…あのヒョンをそんないとも簡単に追いやったの？すごいな…。
「で、どうしようか」
『今はベッキョンヒョンは1人？』
「いや、チャニョルがついてる。あいつもちゃんと気付いてたみたいで」
『…さすがとかしか言いようがない』
「それは僕も思う」
『とりあえず、ヒョンの様子を見に行ってもいい？それからじゃないとなんとも言えないかな』
「そうだね。とりあえず部屋に行こうか」
キイっと音を立ててトイレから出ると、僕たちはギョンスの部屋へと向かった。そっと部屋の扉を開けると、中はシーンと静まり返っている。
ここに、チャンベクヒョンたちがいるとは考えられないな…。
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YuMiN(プロフ) - 更新楽しみにしています！ (2016年9月3日 3時) (
レス) id: 54a7b44e79 (このIDを非表示/違反報告)
マリン(プロフ) - 続きが気になってます。早く読みたいっ!! (2016年8月19日 21時) (携帯から) (レス) id: e293f064e6 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ☆(プロフ) - こんばんわ！すごく続きがきになってます！更新楽しみにしてます！ (2016年6月1日 23時) (レス) id: 47151e5a8a (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - まだまだ、続きが読みたいペンです！更新ファイティン☆彡 (2016年2月13日 11時) (レス) id: 4e49b3f959 (このIDを非表示/違反報告)
g - 続きめっっちゃ気になります！！更新頑張ってください！！ (2015年12月27日 20時) (レス) id: a80fd3516f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：穂高
| 作成日時：2015年3月12日 7時
