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「お、いい感じ〜！」
撮った写真を見ながらご機嫌にタオは笑う。見せて見せてとジョンインもセフンの携帯を覗き込んで、ふっと小さく笑った。
ぎゅう、タオが僕をバックハグする。
「あれ？なんかヘラム香水つけてる？」
『え？…あ、』
「なになに？」
タオのそんな言葉にセフンもジョンインも反応して、僕の首元に顔を埋める。くんくんと匂いを嗅がれてなんだかちょっとくすぐったい。
『ちょ、やめ、』
「ほんとだー！ヘラムヒョンいつにも増して甘い匂いするー！！」
「なんか、女みてぇ」
耳元で話すジョンインとセフンの声にぞくりと背中がうずく。やばい…、これマズイ。お風呂はいらないと…！なんでヌナこんな匂いさせちゃうかな…！？匂いまで落とせないよ普通…！
『あれだよ、空港の香水売り場で！匂いつけてもらったの…！くさいならシャワー浴びてくるけど』
「え、いいよもったいない」
「そうそう。部屋のむさ苦しい男の匂いがマシになるでしょ」
「まあアイドルとはいえ男だし」
なんてケラケラ笑うジョンインとセフン。もう飽きたのか、僕から離れてベットにグデッとジョンインは寝転んで、セフナは再び洗面所へと戻っていく。
だけど、相変わらずタオは僕をバックハグしたままで。
いつものことなんだけど、なんでだろう。今日はなんだか無性に落ち着かない。
『タオ、僕が部屋に来たら集合しなきゃいけないんじゃないの？』
「んー、まあもうちょっと」
聞いてないのか上の空でタオは返事をして。相変わらず僕の肩に顎をのせて、ぼーっとしているようだった。
『ジョンイナ、このひっつき虫はなに？』
ジョンイナに問えば、手元の携帯からちらりと僕たちを見て、ふっと鼻で笑う。
「…自分を甘やかしてくれるパンダが恋しいんじゃないの」
『なんの答えにもなってないけどその解答』
「手頃なサイズの抱き枕が欲しかったとか」
『今さりげなくサイズ強調したでしょ』
「もー、細かいヒョンだな」
めんどくさくなったのか、またプイッと携帯に視線を落とすジョンイナ。だれかこの後ろのパンダと目の前の寝坊助回収しに来て。
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YuMiN(プロフ) - 更新楽しみにしています！ (2016年9月3日 3時) (
レス) id: 54a7b44e79 (このIDを非表示/違反報告)
マリン(プロフ) - 続きが気になってます。早く読みたいっ!! (2016年8月19日 21時) (携帯から) (レス) id: e293f064e6 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ☆(プロフ) - こんばんわ！すごく続きがきになってます！更新楽しみにしてます！ (2016年6月1日 23時) (レス) id: 47151e5a8a (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - まだまだ、続きが読みたいペンです！更新ファイティン☆彡 (2016年2月13日 11時) (レス) id: 4e49b3f959 (このIDを非表示/違反報告)
g - 続きめっっちゃ気になります！！更新頑張ってください！！ (2015年12月27日 20時) (レス) id: a80fd3516f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：穂高
| 作成日時：2015年3月12日 7時
