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【No.8】 ページ9

貴方side

砦全体に魔物達が砦を襲って来た事を知らせる鐘の音が鳴り響いた。

俺は、自身の両腰に常に装備している二本の剣があることを確認してから、

砦の門へ向かい、デールの身体の状態を見て、異常がない事を確認してから、

デールを連れて、グレイグ、デルカダール王国兵をはじめとする魔物討伐部隊の後に続いた。

砦より少し行った先には、既に魔物達がやって来ていた。

俺は両腰にさしていた双剣を抜き、構えると

デールに、『魔物達を蹴散らせ』と命令を下した。

デールが俺の命令を聞いて魔物達の元へ向かうのを見届けた後、

メラ系、イオ系、ドルマ系等の攻撃魔法で魔物達を吹き飛ばしてから、

攻撃魔法で弱った魔物達の息の根を双剣で華麗に、素早く、的確に止めて行き、

時折見かける負傷したデルカダール兵や、砦の民達を回復したりしながら、

続々と魔物達の数を減らして行った。

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作者名:蜜柑 | 作成日時:2018年6月17日 20時

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