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seven ページ8

お昼、友人は別の用事があるらしく、ぼっちご飯です。

……前世ぶりだなぁ。ちょっと懐かしい。そんなにしたことないけど。

「あの、先輩……。」

「あれ、奏舞君?どうしたの?」

ここ、三年生の教室なのに。

まぁでも、透界(ここ)って意外と自由だから、珍しいことじゃないけどね。

「あ、……別に、なんでも……。」

「そう?ちょうど話したいと思ってたし、教室は入りなよ。」

そういって手招きすると、奏舞君はおずおずと教室に入ってくる。

可愛いなぁ……。

後輩ちゃんってみんな可愛いけど、奏舞君が一番かも。

自分が担当してるから、贔屓目っていうのもあると思うけどね。

なんて考えながら、奏舞君に向き合う。

「お昼ごはんは?食べなくていいの?」

「……先輩と食べようと思って。」

……可愛すぎる。

恥ずかしそうに視線をずらしてるとことか、ほんと可愛い。

ついつい、頬を緩めてしまう。

奏舞君のおかげで、私の表情筋は緩みっぱなしだ。後輩の可愛さ、恐るべし。


「私の隣の人居ないし、座っちゃいなよ。」

「でも、いいんですか?」

奏舞君は優しいなぁ。

「いいと思うよ?ちょっと座るくらい。私の席も結構他の人が使ってるし。」

何より、自分の所有物じゃないし。学園のだからね。

そう付け加えると、奏舞君は納得したらしく、軽く頷いて座る。

「さ、時間あんまりないから早く食べちゃお。」

「はい。」

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*柑橘類*@馬鹿同盟(プロフ) - 鈴白らむねのサブさん» あんがと((( (2021年9月6日 11時) (レス) id: dcab7e85b3 (このIDを非表示/違反報告)
鈴白らむねのサブ - すこ。 (2021年9月5日 12時) (レス) id: 9cd855a560 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:*柑橘類* | 作者ホームページ:(・・)←  
作成日時:2021年9月5日 11時

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