5*Ki ページ5
｢お邪魔します｣
F｢適当に座ってて、
何か冷やすもの持ってくるから｣
｢うん｣
藤ヶ谷の家に来るの久々で緊張しながらも、藤ヶ谷がくるのをソファーに座って待つ
F｢北山、これで冷やして｣
と、濡れタオルを渡され目に当てる
｢きもちぃ｣
F｢…北山、ごめんな｣
｢藤ヶ谷は悪くないよっ｣
言葉にして伝えなきゃ…！
｢あのね、俺、寂しかったの
最近、藤ヶ谷は横尾さんと一緒にいることが多くなって、このくらい我慢しなきゃって思ってたんだ…
けど、やっぱり寂しくて…
横尾さんよりも俺といてほしいとか思っちゃって…
こんなこと伝えたら重いし藤ヶ谷に嫌われるのが怖くて言えなかった…｣
F｢北山…、俺がお前を嫌いになることは絶対にない。
それと俺も話さないといけない事がある。
実はさ、最近渉とばっか一緒にいたけどあれ、わざとなんだ…｣
｢なっ！なんで？どういうこと？？｣
F｢…いやー、恥ずかしいんだけどさ、俺、北山にヤキモチ妬いてほしくて…
でもそのせいで泣かせてたなんて…｣
｢やっヤキモチのためにそんなことしたのっ？｣
F｢うん…ごめんな｣
｢…ばかぁ！俺、本当に寂しかったんだからな！｣
F｢これからはずっと北山の傍にいるから。
もう泣かせたりしない。｣
｢…やくそく。｣
俺と藤ヶ谷の小指を絡める
F｢絶対守るよ。｣
明日の朝、起きたら隣には愛おしい恋人の姿。
俺もずっと藤ヶ谷の傍にいるよ｡｡｡
〈やくそく〉する。
**end**
続く (更新停止中)
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作者名：みっつん | 作成日時：2017年1月10日 8時
