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安田サイド
たっちょんは、僕が部屋に行く度亮のことを聞いてくるけど、大人しく亮の帰りを待っていてくれてる。
一方亮は、さっき丸が寝かしつけてくれたって言ってた。
けど、かなり甘えたさんになってるみたいで、起きたら愚図りだすって。
たっちょんが、亮を泣かせたくないって言ってたから、僕も注意して見とかな!!
とはいえ、日中の病棟の仕事が結構忙しくて、僕も丸も、あまりお部屋に行ってあげられなかった。
少し仕事が落ち着いてきて、そろそろ見に行こうと思っていたとき、廊下でガシャーンと派手な音がした。
慌ててナースステーションから飛び出すと、ぺたんと床に座りこんでる亮と、その隣に点滴の棒が倒れていた。
安「りょうっ!!」
亮「ﾋｯｸｯ…んっ…しょ、ちゃっ…」
安「どうした？
お部屋から出てきたらあかんやろ？」
亮「…おへやっ、ひとり、ぼっち……
…ﾋｯｸﾋｯｸ、んんぅーっ」
僕がしゃがむと、必死に抱きついてきて、一層泣き出した。
安「ごめんな、ひとりぼっち怖かったね
章ちゃんも一緒やからお部屋戻ろな」
亮を抱っこして片手で頑張って点滴棒を起こそうとしていると、丸がさっとやってきて立ててくれた
安「あっまる!ありがと」
丸「ううん、亮ちゃん寂しくさせてごめんね
お部屋帰ろな」
丸と一緒にお部屋に入り、亮をベッドに寝かせると、いつまでもぎゅっと握られてる僕の右手。
安「亮？」
亮「…まる、もっ…」
うるうるのした目で僕らを見上げる亮がかわいくて、二人で顔を見合わせてしまった。
丸「はいはい 笑
亮ちゃんかわええなぁ」
泣きじゃくったまま左手を丸の方に伸ばしてぎゅっと握ると、少しだけ満足そうになった。
無理に寝かせてもと思って、疲れない程度にお話をしていると、いつの間にか手を握る力が弱くなって、こてんと手を離した。
手を離しても大丈夫そうだったから、そっと離して部屋を出た。
大野先生にこのことを話すと、
今の亮に必要なのは静かな場所より、人と一緒にいれる安心感の方が大事なのかも
って話になって、明日の朝イチでもとの元のお部屋に戻ることになった。
お部屋には近づきたくて仕方ない末っ子ちゃんがいるから、安心できるよね。
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安田しょうた∞(プロフ) - みのさん» いえいえ！全然大丈夫ですよ~♪本当に応援しています！みのさんの文才にはいつも感心させられてます~♪母が看護師でその時に聞いた話なのであまり気にされなくて良いですよ^_^これからも頑張って下さいね！応援しています♪ (2018年3月18日 0時) (
レス) id: 1bc8d1f165 (このIDを非表示/違反報告)
みの(プロフ) - 安田しょうた∞さん» 読んでくださりありがとうございます！気をつけてはいるんですが、変換ミスとか多くて…。すみませんでした(> <)誤字があると気になりますよね、これからもっと気を付けようと思います(;_;) (2018年3月16日 11時) (レス) id: 7c61799e2e (このIDを非表示/違反報告)
安田しょうた∞(プロフ) - あ、誤字が一つだけあらましたのでお知らせします！「看護士」ではなく今は「看護師」ですよ~^_^なんだか偉そうにすみません^^;いつも楽しく見させていただいています！一番好きな作品なので、これからも楽しみにしていますね~！ (2018年3月16日 1時) (レス) id: 1bc8d1f165 (このIDを非表示/違反報告)
みの(プロフ) - ∞章いちご∞さん» わかりました!!リクエストありがとうございます!! (2016年7月30日 9時) (レス) id: 7c61799e2e (このIDを非表示/違反報告)
∞章いちご∞(プロフ) - みのさん» そうなんですか！すいません…ヤス君が怪我で大丈夫です！すみませんがお願いします。 (2016年7月29日 19時) (レス) id: 71e837c081 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みの | 作成日時：2016年6月25日 13時
