＊ ページ3
丸山サイド
朝見かけたときから、章ちゃんの様子は気になってた。
眉間にシワ寄せて、いつも以上にゆーっくり動いとったから、季節的に偏頭痛やろか…って、なんとなく察しててん。
けど、仕事が結構忙しくて、章ちゃんも章ちゃんで他の仕事しとったから、心配やったけど、声かけられへんかった。
けどさっき、「まるー」って呼ばれたような気がして、振り向くとすばるくんと裕ちん。
裕「丸っ、来て!!」
丸「んー？どうしたん？」
す「俺らやなくて、ヤスが」
丸「へ？章ちゃん？」
「ヤスがいつもと違う」って騒ぐ二人に連れられて、プレイルームにやってくると、
あちらもおちび二人に囲まれて、ぐったりと椅子に座ってる章ちゃん。
丸「…章ちゃん、しんどいん我慢してたやろ？
ちょっと休み？」
安「…ええよ…大丈夫
みんなにうつすようなんじゃないし…」
僕の方を見上げて力なく笑うけど、その顔色は最悪で、放っておけるようなもんじゃなかった。
丸「大丈夫じゃないで？
そんな顔色じゃ働かせられへんよ」
亮「章ちゃん痛いんやったら寝な!
寝な良くならへんで？」
忠「おくしゅりのんで、寝んねやで!!」
そのお薬を飲まないのはどこの子かしら？ 笑
安「…でも……」
丸「みんなに心配かけたくないんやろ？
だったら少し休ませてもらい？
みんなを元気にさせるお仕事なんに、本人が元気なかったら逆に心配されてまうよ」
みんなが心配そうに章ちゃんを覗きこむ。
その視線に耐えられなくなったのか、「…じゃあ、少しだけ」って小さく頷いてくれた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 288人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
安田しょうた∞(プロフ) - みのさん» いえいえ！全然大丈夫ですよ~♪本当に応援しています！みのさんの文才にはいつも感心させられてます~♪母が看護師でその時に聞いた話なのであまり気にされなくて良いですよ^_^これからも頑張って下さいね！応援しています♪ (2018年3月18日 0時) (
レス) id: 1bc8d1f165 (このIDを非表示/違反報告)
みの(プロフ) - 安田しょうた∞さん» 読んでくださりありがとうございます！気をつけてはいるんですが、変換ミスとか多くて…。すみませんでした(> <)誤字があると気になりますよね、これからもっと気を付けようと思います(;_;) (2018年3月16日 11時) (レス) id: 7c61799e2e (このIDを非表示/違反報告)
安田しょうた∞(プロフ) - あ、誤字が一つだけあらましたのでお知らせします！「看護士」ではなく今は「看護師」ですよ~^_^なんだか偉そうにすみません^^;いつも楽しく見させていただいています！一番好きな作品なので、これからも楽しみにしていますね~！ (2018年3月16日 1時) (レス) id: 1bc8d1f165 (このIDを非表示/違反報告)
みの(プロフ) - ∞章いちご∞さん» わかりました!!リクエストありがとうございます!! (2016年7月30日 9時) (レス) id: 7c61799e2e (このIDを非表示/違反報告)
∞章いちご∞(プロフ) - みのさん» そうなんですか！すいません…ヤス君が怪我で大丈夫です！すみませんがお願いします。 (2016年7月29日 19時) (レス) id: 71e837c081 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みの | 作成日時：2016年6月25日 13時
