＊ ページ42
丸山サイド
庭の隅々を見て回って、もう一度最初の場所に戻ってきた。
村「まる、居った？」
丸「ううん、居らん…」
そのあとやってきた章ちゃんも、僕らが集まってるのを見て、まだ見つかってないのを察したらしい。
安「どうしよ…僕のせいや…」
丸「いや、章ちゃんのせいやないよ!
もっと隈無く探してこよっ!!」
安「たっちょん、もしかして…」
そう言って章ちゃんが見つめたのは、病院の外…
車がびゅんびゅん行き交う大きな道路。
病院の敷地から外に出られたら、探すのはもっと大変になる…。
そんなことになったら…。
「ニャーッ」
はぁ、こんなときに…
今たっちょんが居たら喜んでるやろうな…。
何気なく、猫の声がした、背の低い木の裏を覗きこんでみた…
すると…
丸「えっ………ふふっ、章ちゃん見て？」
安「なに？」
村「急に笑い出してどうした？」
丸「いいから、ほらっ!!」
安「あっ…たっちょん…!!」
たっちょんが、ちょうど僕たちからは死角になっていた木陰で、丸まってすやすやと眠っていた。
その周りでは、にゃんこもお昼寝してて、なんともかわいらしい光景!!
安「はぁ、よかったー…
心配したんやでー？
なのにこんなにぐっすり寝ちゃって 笑」
丸「たっちょんらしいっちゃ、たっちょんらしいな 笑」
それにしても、さっき、にゃんこが鳴いてくれなかったら、見つけられなかったかもしれへん…
もしかしたら、さっきのは、ここに居るよー!って教えてくれてたのかな？ 笑
fin
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 264人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みの(プロフ) - あやさん» こちらこそリクありがとうございました!!よかったら是非またお願いします!! (2016年6月9日 19時) (
レス) id: 7c61799e2e (このIDを非表示/違反報告)
あや - リクエストありがとうございました!!面白かったです!! (2016年6月8日 21時) (レス) id: df8f7cbc70 (このIDを非表示/違反報告)
みの(プロフ) - くろすけ∞さん» こちらこそリクエストありがとうございました!!コメント、すごく嬉しいです(≧▽≦)是非またリクください!!喜んで書きます 笑 (2016年6月7日 18時) (レス) id: 7c61799e2e (このIDを非表示/違反報告)
くろすけ∞(プロフ) - リクエスト書いてくださって本当にありがとうございました!もうめちゃくちゃ面白かったです。最高でした!!これからも応援しております。またリクさせてください! (2016年6月6日 21時) (レス) id: 7792bb4bfa (このIDを非表示/違反報告)
みの(プロフ) - 琉羽。さん» リクエストありがとうございます!!わかりました、書いてみますね! (2016年6月6日 18時) (レス) id: 7c61799e2e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みの | 作成日時：2016年5月26日 17時
