＊ ページ22
丸山サイド
ナースステーションで書類を整理して、さて帰ろう!ってときに、目をうるうるさせたたっちょんと、その手を掴む裕ちんがやってきた。
丸「ふたりともどうし…「まるちゃーんっｸﾞｽﾝ」
なになに！？
どうしたん？裕ちんもこっちおいで？」
何事かと近づいたとたん、たっちょんが僕に気づいて足にぴたって抱きついてきた。
たっちょんに聞いても状況はわからないやろうから、裕ちんに説明してもらうと、亮ちゃんが今大変なんだとか。
丸「わかった、ありがとう
僕、すばるくんの様子見てくるから待ってて？」
ふたりには待っててもらって、トイレのほうに向かって歩いていると、俯いてとぼとぼ歩く後ろ姿…
丸「すばるくん、大丈夫？」
す「まる…亮を苦しませたの、俺らかも知れん…」
今にも泣き出しそうな顔でそう呟いたすばるくん。
話を聞くと、確かにさみしがりな亮ちゃんは辛くなってまうかもって思った。
す「俺、謝りに行きたい…」
丸「わかった、裕ちんたちと一緒に行こうか」
ナースステーションにいる二人も呼んで、お部屋に行くことに。
先に僕だけ入って様子をみると、中には章ちゃんがいて、今は落ち着いたからみんなを入れていいって。
丸「みんな、大丈夫やって。
ほら、入り？」
中に入ってもなかなか謝りに行けないお兄ちゃん二人をよそに、たっちょんはだーって走っていって亮ちゃんに抱きついた。
忠「りょーちゃんごめんなさいっ
たぁくんがわるいことしたから…」
亮「……おーくら？…俺もごめん、
俺、年上なのに譲ってあげなくて…」
す「違うっ、俺らが我慢させてもーた
今度は亮も一緒に遊ぼな」
裕「ごめんな」
いつの間にか亮ちゃんのベッドにみんな集まって、仲直りができたみたい。
丸「みんなごめんねできてえらいな!!
はい、じゃあこれでこのことはおしまい!!」
忠「りょーちゃんおひるね？
たぁもー♪」
安「ふふっ、やっぱ仲良しさんやね」
亮ちゃんの体調が悪かったのも、その日だけで、あれ以来、４人で遊んでる姿をよく見かけるようになった。
これなら亮ちゃんが不安にならなくて大丈夫そうやね ^^
fin
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今回もリクエストいただいたお話だったのですが、せっかくいただいたリクエストなのに結構変わってしまいました(＞_＜)
本当にすみませんでした！
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みの(プロフ) - あやさん» こちらこそリクありがとうございました!!よかったら是非またお願いします!! (2016年6月9日 19時) (
レス) id: 7c61799e2e (このIDを非表示/違反報告)
あや - リクエストありがとうございました!!面白かったです!! (2016年6月8日 21時) (レス) id: df8f7cbc70 (このIDを非表示/違反報告)
みの(プロフ) - くろすけ∞さん» こちらこそリクエストありがとうございました!!コメント、すごく嬉しいです(≧▽≦)是非またリクください!!喜んで書きます 笑 (2016年6月7日 18時) (レス) id: 7c61799e2e (このIDを非表示/違反報告)
くろすけ∞(プロフ) - リクエスト書いてくださって本当にありがとうございました!もうめちゃくちゃ面白かったです。最高でした!!これからも応援しております。またリクさせてください! (2016年6月6日 21時) (レス) id: 7792bb4bfa (このIDを非表示/違反報告)
みの(プロフ) - 琉羽。さん» リクエストありがとうございます!!わかりました、書いてみますね! (2016年6月6日 18時) (レス) id: 7c61799e2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みの | 作成日時：2016年5月26日 17時
