＊ ページ32
大野サイド
夜に子どもが泣いちゃうことはしょっちゅうある。
けど、看護師が上手く泣き止ませてくれるし、ここまでずっと聞こえてくることはないんだけど今日は全然泣き止まないから、心配して来ちゃった。
泣き声で、たぁくんだろうなって思ってたしね 笑
ナースステーションに入っていくと、あやしてくれてるのは丸。
なにがあったかわからないけど、いつも泣き止ますの上手な丸も、眉毛を下げてすっごく困り顔 (^^;
話を聞いてみると、治療のことでなにかと不安定になっちゃったみたい。
全然泣き止まないたぁくんの抱っこを替わって、背中をとんとんする
忠「おーちゃっ…いたぃの…」
大「痛いの嫌だねぇ
先生もね、たぁくんたちの病気さん治すの、
頑張るよ？
でも先生たちが頑張るだけじゃだめなんだ。
たぁくんも頑張ってくれないとバイキンやっつけられないの」
忠「ﾋｯｸ…たぁくっ…がんばったぁ…」
大「そうだね!頑張った!!
大丈夫、たぁくんの病気さんちょっとずつ
やっつけられてるよ！
だからさ、このお薬も、もう少し頑張ってみない？
終わったらいっぱい美味しいもの食べよう??」
忠「…たぁくん…かれー…たべりゅ…ｸﾞｽﾝ」
大「ふふっ、カレーね?
わかった、終わったらカレー食べよ」
忠「たぁくっ…がんばったら…おっきくなれる…??」
まだたぁくんくらいの子は、真面目な治療の話をするより、話題を変えてあげたほうが、泣き止んでくれたりするんだよね
大「うん!なれるよ〜
たぁくんは大きくなってなにするの？」
忠「えっとね……ぐりーん…」
大「ぐりーん？エイトレンジャーのグリーン？」
たぁくんが着てる今日パジャマもグリーンレンジャーのパジャマ。
本当に大好きなんだねぇ(^^)
大「きっとなれるよ?
…あら、おっきいあくび 笑
眠たくなったら寝ていいよ？
おやすみ、たぁくん」
ぐりーんが…って言いながらこてんと寝ちゃった 笑
でも指しゃぶりは今も続いてる。
大丈夫だよ？
ここには優しい看護師さんもいるんだから甘えておいでね？
大「ほら丸!元気出して!!
たぁくんが起きたとき丸が元気なかったらダメでしょ？」
丸「大野せんせ…ありがとうございました!!
そうですよね!!元気だけが取り柄ですもん!!」
大「うん! 笑
でも今は大きい声出さなくていいよ？
起きちゃう 笑」
ウチの元気印も戻ったことだし!!
仕事しなくちゃ 笑
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 390人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きい - 二宮が二ノ宮になっています (2018年11月4日 3時) (
レス) id: 02442687e0 (このIDを非表示/違反報告)
みの(プロフ) - るー∞さん» ありがとうございます！また是非お願いします!! (2016年5月26日 20時) (レス) id: 7c61799e2e (このIDを非表示/違反報告)
るー∞ - リクありがとうございました！これからも更新楽しみにしています(^^♪ (2016年5月26日 17時) (レス) id: 5ffd05db38 (このIDを非表示/違反報告)
みの(プロフ) - 咲梨さん» リクエストありがとうございます！了解しました(*^^*)近々移行しようと思ってるので、そちらで書かせてもらいます!! (2016年5月22日 21時) (レス) id: 7c61799e2e (このIDを非表示/違反報告)
咲梨(プロフ) - 大倉くんが貧血で倒れる話をお願いします (2016年5月22日 19時) (レス) id: 8c73f7c6d6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みの | 作成日時：2016年4月30日 21時
