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すばるサイド
連れて来られたところは見たことのない場所だった。
大「ここはICUってところ
すばるもおっきい発作のあととかここにいるんだけど、記憶にないか！(^^;」
す「ここ、しらない…」
知らない場所をどんどん歩いて、かなり奥まで来た。
"ここの扉の奥だよ"って俺を降ろして、大ちゃんは俺の着てる服の上からなんか被せて、お風呂のキャップみたいなんつけた。
マスクも渡されたからつける。
そして、大ちゃんも同じ格好して、大きな扉を開ける。
そこでは色んな機械に繋がれてヨコが寝ていた。
す「よこｯ……!
ごめんな…俺が連れていったりしたから…」
久しぶりのヨコの手……
ずっと寝てたから少し細くなっていた。
そんな掌をぎゅっと握る。
す「なぁ…ヨコ寝すぎやってｯ…
はよ起きてーやｯ…ヨコが居なくて、俺ｯ…俺…」
目の前で目を閉じて動かないヨコを見て、ホンマに目を覚まさなかったら…って不安が大きくなる……
大ちゃんが"そろそろ出ようか"って肩にそっと手をおいた。
俺も手を離そうとしたとき、
俺が握りしめてたヨコの手がぴくっと動いた気がした。
す「よこ…？」
大ちゃんも振り返り、二人でヨコを見つめる。
ゆっくりと開いたヨコの瞳。
す「ヨコｯ……」
ヨコの目から涙が溢れる…と同時におさまっていた俺の涙も、とめられなくなった…。
大「ヨコ、おはよう
よく頑張ったね」
す「寝すぎやあほっ!!」
涙をこぼしながら、"ごめんな"って言ってるかのように笑うから、俺も「あほっ!!」って笑った。
あれからヨコの回復は早かったし、
それにあの日の後から俺の熱も下がった。
数日後、いつもの部屋に帰ってきたヨコと二人でお説教を受けた 笑
俺らのことを叱る大ちゃんは全然怖くなかったけど、あれ以来、エレベーターが怖くて、俺とヨコは一人じゃ絶対乗らないようになってもーた 笑
fin
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きい - 二宮が二ノ宮になっています (2018年11月4日 3時) (
レス) id: 02442687e0 (このIDを非表示/違反報告)
みの(プロフ) - るー∞さん» ありがとうございます！また是非お願いします!! (2016年5月26日 20時) (レス) id: 7c61799e2e (このIDを非表示/違反報告)
るー∞ - リクありがとうございました！これからも更新楽しみにしています(^^♪ (2016年5月26日 17時) (レス) id: 5ffd05db38 (このIDを非表示/違反報告)
みの(プロフ) - 咲梨さん» リクエストありがとうございます！了解しました(*^^*)近々移行しようと思ってるので、そちらで書かせてもらいます!! (2016年5月22日 21時) (レス) id: 7c61799e2e (このIDを非表示/違反報告)
咲梨(プロフ) - 大倉くんが貧血で倒れる話をお願いします (2016年5月22日 19時) (レス) id: 8c73f7c6d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みの | 作成日時：2016年4月30日 21時
