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亮サイド
…ん?なんか騒がしい…
亮、プレイルームに来て章ちゃんのとなりに座って図鑑見てたら、なんだか周りが騒がしくなってた。
顔をあげたら、テレビの前でちっちゃい子たちが集まってリモコンの取り合いっこしてる。
そっか、夕方のいっぱい見たいアニメとかやってる時間や。
今日はその取り合いっこしてるなかにたぁの姿もあって、今はたぁが大事そうにリモコンをにぎってる。
となりにたぁの友達の男の子がいて、対する女の子は3人。
わーって言われたらたぁきっと負けちゃう 笑
「ねぇたぁくん!次はおんなのこのじゅんばんでしょ!」
忠「つぎのもたぁくん楽しみにしてた!」
「れなたち、これから見たいのあるの!」
「さっきこうかんのやくそくしたのに!」
忠「でもさっきのはレンジャーでこれからちがうヒーローのやつ…」
「きのうはおんなのこのテレビばっかりだったからいいだろ!」
「ちがうー!ねぇ章ちゃーんっ!」
安「あれ、呼ばれてる 笑
亮ちょっとごめんな、テレビんとこ行ってくる」
亮「えぇー…待って、亮もいくっ」
今にも泣き出しそうな声で女の子が呼ぶから、章ちゃんがそっちにいっちゃうって。
同じ部屋んなかやし、遠くないけど、亮もいっしょについて来た。
安「はいはいストップ、今好きなの見てたのは男の子?女の子?」
「男の子!」
安「ほんなら次は女の子にどうぞしなきゃ!
じゅんばんこやろ?見たいテレビあるのに見せてくれなかったらどう?楽しい?」
忠「楽しくない…」
安「そうやね、たっちょんたちはひとつ見たから次はどうぞしい?
こっちで他のあそびしよ!」
忠「ん…」
「えーっ!やだやだ!ぼく次のほうが楽しみだった!」
章ちゃんがみんなの間に入って優しく説得して、たぁが女の子にリモコンを渡そうとしたら、となりにいた男の子がひゅって取り返してチャンネルを換えた。
「あーっ!みなとくんずるい!」
安「こらっ、リモコン渡して…って…」
忠「…あれー?あれっ?」
亮「テレビに章ちゃんと大ちゃんいる!」
ピッと切り替わった画面にいたのは、章ちゃんと大ちゃんと車椅子の男の子。
男の子をふたりで挟んで楽しそうに歌ってた。
忠「あーっ!たぁくんもまんなかでぎゅーしてほしい!」
いやいや、そうじゃないって!
なんで章ちゃんテレビ映ってんの??
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rh?(プロフ) - すみません今ってリクエスト募集されてないですか?この小説今1番好きなんです、、、(T-T) (2018年1月20日 23時) (レス) id: 6ded627432 (このIDを非表示/違反報告)
みの(プロフ) - 花音さん» なんとも嬉しいお言葉ありがとうございます!!ちゃんと更新できるように頑張ります(^^) (2018年1月16日 14時) (レス) id: 7c61799e2e (このIDを非表示/違反報告)
みの(プロフ) - ユキさん» よかった(^^)ありがとうございます!お願いします(^^) (2018年1月16日 14時) (レス) id: 7c61799e2e (このIDを非表示/違反報告)
花音 - すごい面白いです!大変だと思いますが更新頑張ってください!! (2018年1月13日 18時) (レス) id: bc4267d0c9 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - 間違えてないですよ〜(*'▽')また機会があればリクエストさせていただきます! (2018年1月11日 23時) (レス) id: 25f4ed2bde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みの | 作成日時:2017年11月12日 21時