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すばるサイド
丸「ゆうちん持っていくもん忘れたらアカンで〜 笑
今のうちに準備しときや〜！」
裕「わかってるって！」
とうとう明日からヨコは外泊の予定。
いつだって何かしら忘れ物をするから、
丸が口を酸っぱくして言ってる。
そんなヨコのベッド周辺はいつも以上にすっきりしてて、
ベッドのとなりに大きなスポーツバッグが置いてあり、
何度もそわそわしながら中身を確認して、
少しの間でも病院を出られることをすごく楽しみにしてた。
忠「ゆうくん、たぁくんのこと忘れんとってやぁー」
まるで退院するかのように言うてるけど、
こいつすぐ帰ってくんねんで？笑
退院できたらいいんやけど、
まだ無理みたいやから。
す「忘れるもなんもたった数日やもん 笑」
裕「大丈夫、病院にいなくてもみんなのこと考えてるって！」
す「それはそれでキモない？笑」
裕「うそやんー 笑
きっとすばるやって…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…」
みんなで笑っていたら、
ヨコは笑うのと同時に激しく咳き込み出してしまって、みんな驚いた。
慌てて丸と大ちゃんが駆け寄って、
背中をさすってくれたおかげで、
すぐにもとに戻ったけど、
…オレにはただむせてしまっただけには見えへんかった…
丸「ゆうちん大丈夫？」
裕「大丈夫だいじょうぶ…ｹﾎｯ……
…わらかすからっ 笑」
す「…ほんまに言うてる？」
裕「ん？そりゃほんまやで！笑」
“ははっ”って軽く笑って、
なんともないように話しているけど、
スッと大ちゃんたちに見えないように後ろで組んだ手は小さく震えてた。
大「今体調崩したら外泊は行かせられないから安静にね？」
裕「はぁーい、わかってるって」
へらへら笑ってごまかしてるつもりやろうけど、
毎日いっしょに生活してる観察力なめんなよ。
人のことには心配性で、みんなの少しの体調不良となったら見逃さないくせに、
ヨコは自分のこととなったら後回しやし、
こうやって隠そうとする。
今やってオレらに言わないだけで隠してるんやろ？
…でも、気づいてても大ちゃんたちに相談する気にはなれなかった。
こんなに必死に隠してまで、
外泊楽しみにしてるんやもん……
どうか、このまま外泊いって、
笑って帰ってこれるくらいヨコのからだがもちますように…
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rh?(プロフ) - すみません今ってリクエスト募集されてないですか？この小説今1番好きなんです、、、(T-T) (2018年1月20日 23時) (
レス) id: 6ded627432 (このIDを非表示/違反報告)
みの(プロフ) - 花音さん» なんとも嬉しいお言葉ありがとうございます!!ちゃんと更新できるように頑張ります(^^) (2018年1月16日 14時) (レス) id: 7c61799e2e (このIDを非表示/違反報告)
みの(プロフ) - ユキさん» よかった(^^)ありがとうございます！お願いします(^^) (2018年1月16日 14時) (レス) id: 7c61799e2e (このIDを非表示/違反報告)
花音 - すごい面白いです！大変だと思いますが更新頑張ってください！! (2018年1月13日 18時) (レス) id: bc4267d0c9 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - 間違えてないですよ〜(*'▽')また機会があればリクエストさせていただきます！ (2018年1月11日 23時) (レス) id: 25f4ed2bde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みの | 作成日時：2017年11月12日 21時
