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すばるサイド
丸「はいはーい、みなさんごはんですよー！」
忠「たぁくんおなかすいたー！」
丸「はいはい、みんなでいただきますするから待ってな？笑
すばるくん、はい、スプーン！」
右手が不自由になって数日たった。
やっぱり右手が使えへんと不便で、
いちばん困ったのは勉強とごはん。
右手でしか文字が書けへんから院内学級に行けず、
その時間にオレは別でリハビリに励んだ。
勉強は自分でやめられることが出来るけど、
ごはんってなったらそうはいかない。
箸が持てへんから、最初はヤスとか丸に食べさせてもらってて、
けどいつまでもそうしてもらうの恥ずかしくて、
箸のかわりにスプーンとフォークを用意してもらって、どうにか左手で食べるようにしてる。
丸「タオルもどーぞ！」
す「ありがと！」
丸「よーし！みなさんいただきますしてください！」
スプーンでもボロボロこぼしてまうから
座ってる足んとこにタオルを敷いて、
みんなといっしょに手を合わせる。
す「ぁー…あっ…」
裕「あとで拾えばええからほっとき！」
す「ぁ、うん！…」
今もすくったおかずを床に落としてしまったけど、
ヨコは笑って大丈夫って言うてくれるし、
食べるの遅いオレと 競争するんや！って
亮は亮なりに励ましてくれて、
オレもそんなに気にすることなく生活してた。
忠「ごちそーさまでちたっ！」
裕「たぁ、片しにいくで！」
忠「はーい♪」
たぁは初めて話を聞いたときから、
理解できてるんかビミョーで、
それでもあんまりオレの右手に触れないでいてくれた。
そうだったんやけど…
忠「ねぇねぇ、すばるくん赤ちゃんになってもーたん？」
裕「えっ？」
忠「おべんきょうもこーへんし、ごはんも…」
す「…っ…」
たぁは本当に、ただただ心配してくれてそう言った。
けど、院内学級も行かない、
ご飯もこぼしてばっかりでまともに食べられず
着替えも手伝ってもらうようになったオレの姿は、
たぁにはなにも出来ない赤ちゃんと同じようにうつってたんや…
そう思ったら悔しくて、辛くて、、、
ヨコが一生懸命、たぁに説明してくれてるみたいやけど、
その声はオレの頭には一切入ってこなかった。
今まで心配かけないように無理にでも明るく振る舞おうとしてたのがバカらしく感じて、
鼻の奥がツーンとする。
…オレって弱虫やなぁ…
弱いってわかってたはずなのに、
こうやって言われたら悔しいや…
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rh?(プロフ) - すみません今ってリクエスト募集されてないですか？この小説今1番好きなんです、、、(T-T) (2018年1月20日 23時) (
レス) id: 6ded627432 (このIDを非表示/違反報告)
みの(プロフ) - 花音さん» なんとも嬉しいお言葉ありがとうございます!!ちゃんと更新できるように頑張ります(^^) (2018年1月16日 14時) (レス) id: 7c61799e2e (このIDを非表示/違反報告)
みの(プロフ) - ユキさん» よかった(^^)ありがとうございます！お願いします(^^) (2018年1月16日 14時) (レス) id: 7c61799e2e (このIDを非表示/違反報告)
花音 - すごい面白いです！大変だと思いますが更新頑張ってください！! (2018年1月13日 18時) (レス) id: bc4267d0c9 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - 間違えてないですよ〜(*'▽')また機会があればリクエストさせていただきます！ (2018年1月11日 23時) (レス) id: 25f4ed2bde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みの | 作成日時：2017年11月12日 21時
