ペンダント ページ9
勝利side
勝利「ただいまです!」
お父さん「おぉ!早かったな!」
勝利「はい!終わってすぐ帰ってきました(笑)」
お父さん「すまんな」
勝利「いえ!着替えてきたら、お手伝いしますので!」
お父さん「分かった」
厨房の奥に行って、着替えて、厨房へ戻ると
勝利「何か、いい匂いがする…」
お父さん「おっ、分かったか!新作のパンを作ってたんだよ!」
勝利「どんな、パンを作ったんですか?」
あっ、まだ皆には言ってなかったっけ?俺が働いてるのは、パン屋さん。
通学中にお腹が減ったから、たまたま近くにあったパン屋さんのパンを食べて、
絶妙に美味しくて、毎日ここで暮らせれたらな〜って考えてたら
店長さんに、゛じゃあ、ここで働いてみる?゛って言われたとき、
とっさに返事をしたのを覚えてる。
お父さん「あぁ、このパンだ」
オーブンから出来立てのパンが出てきた。
勝利「この匂い…」
出来立てのパンをクンクンと嗅ぐ。
勝利「イチゴですか?」
お父さん「おぉ!正解だ!」
勝利「ほんとですか!やった!」
お父さん「名前は、イチゴメロンパンだ!」
勝利「イチゴメロンパンですか?」
お父さん「あぁ」
勝利「なんで、イチゴメロンパンなんですか?」
お父さん「Aが好きなんだ。」
勝利「Aがですか?」
お父さん「あぁ。娘はイチゴが好きでな
俺が日本に居るときは、毎日って言っていいほど、食べてたんだ(笑)」
勝利「言われてみれば、一緒にイルミネーション見に行ったときも、
イチゴのクレープ食べてたな」
お父さん「昔、Aから、言われたんだ」
勝利「何てですか?」
お父さん「゛お父さん!私がおっきくなったら、イチゴメロンパンいつか作ってくれる?゛ってな」
勝利「いい思い出ですね」
お父さん「あぁ、でもAがおっきくなった時は、もうアメリカに来てたからな。
でも、今はここに居るから、食わせてあげれる(笑)」
勝利「そうですね」
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風恋(プロフ) - いつも、キュンキュンしながら見ています!私のわがままなんですがこのお話好きなので更新続けて欲しいです。楽しみに待ってます!! (2018年12月28日 21時) (レス) id: f8a0bcfb32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:章大・玲於LOVE | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=jcom0826
作成日時:2016年7月5日 18時