ペンダント ページ35
…
…
き、気まずい…
何で、今日に限ってお客さん来ないのー!
レジの所に立ってるアイツ。
アイツの隣を少し離れて立っている自分。
な、何か話さないとダメかな…
でも、話題がない…
ど、どうしよ…
一人てんぱってると、
風磨「なぁ」
「は、はい!」
いきなり話し掛けられたから、ビックリした…
風磨「ふっ」
「わ、笑わないでよ!」
風磨「だって、変な声出すから(笑)」
「び、ビックリしたの!」
風「(笑)」
何か、恥ずかしくなってきた…
「もう、笑わないで!で、何なの?話があるんじゃないの?」
風磨「あぁ、あのことなんだけど…」
あぁ。あのことね。
「何?」
風磨「マジでごめん…」
「…」
風磨「まさか、嘘だとは思わないで、お前の事責めて…」
「…」
風磨「中島と相沢に本当の事教えてもらった時に、俺何やってんだろってマジで思った。」
風磨「本当に俺って最低だよな…」
そういって、髪の毛を手でグシャってしながらレジの机に顔を伏せた。
風磨「付き合って間もないお前を責めて…それに避けて…」
「…」
風磨「ツラかったよな…」
ツラかったよ…凄く…
風磨「俺は…お前に…」
「もう、いいよ」
「もう、終わったことだよ!」
風磨「でも…」
「き、菊池が自分を責めてる姿なんて、似合わないよ!」
って、顔を伏せてるアイツの背中をバシッ!って叩いた。
風磨「いって!」
そうだよ、あんたが自分を責めてる姿なんて似合わない。
いや、見たくない。
いつも、ドSな事言ってる姿が一番いいよ。
すると、ちょうどいいタイミングで
母&父「ただいまー」
「おかえり!」
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風恋(プロフ) - いつも、キュンキュンしながら見ています!私のわがままなんですがこのお話好きなので更新続けて欲しいです。楽しみに待ってます!! (2018年12月28日 21時) (レス) id: f8a0bcfb32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:章大・玲於LOVE | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=jcom0826
作成日時:2016年7月5日 18時